Googleの生成AIツール「Gemini」が6月下旬に動画の分析を行えるようになりました。ユーザーが動画をアップロードすると、その内容の要約をまとめたり、質問に対して返答したりできるようになります。
SNSなどでは早速、同機能を試すユーザーがたくさんいましたが、特に注目を集めていたのは、お店で受け取ったレシートをペラペラと動画撮影して集計させるという使い方です。
筆者は日々の家計簿をGoogle スプレッドシートで管理していて、月の終わりに1カ月で使った金額をカテゴリー別で把握できるようにしています。紙のレシートから集計するのは、主に「食費」「外食」「日用品」「ペット」で、以下のような流れで作業しています。
個人事業主などではないため、ざっくりとしたお金の流れが把握できれば十分だということ(レシートがない会計は誤差として無視するレベル)、末永くためていくデータなので「特定の家計簿アプリなどに依存しない」「全体像の把握には資産管理アプリ『MoneyCanvas』や銀行アプリ、三井住友カードアプリ「Vpass」などを併用する」──といった感じで便利に使っています。
しかし、「月末にレシートを分類して、電卓をたたいて集計する」という作業はさすがに面倒になってきていたのも正直なところ。
そこで今回のGeminiのレシートの件を受けて、「これは!」と前のめりに試してみようという気になったわけです。
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