Googleの生成AIツール「NotebookLM」を使えば、指定した資料を情報ソースとして、効率的なリサーチが行える。しかし、うっかり不要な資料を指定してしまった場合には、どのように削除したらよいのだろうか。
本記事では、Googleが5月にリリースしたモバイル向けの「NotebookLM」アプリを使って、一度ソースとして指定した資料を削除する手順を解説する。
なお、本稿で紹介する手順は、特に断りがない場合、iOS版(バージョン1.0.5)の内容をもとにしている。
「ChatGPT」や「Gemini」などでは「チャット」という単位で画面が構成されているが、「NotebookLM」における話題ごとに分かれた画面のひとまとまりは「ノートブック」と呼ばれる。
「NotebookLM」アプリを起動すると、このノートブックの一覧画面が表示されるので、まずは操作したいノートブックを選択。そのうえで、画面下部に表示される「ソース」のタブを指定しよう。ここに情報源として指定したデータやURLが一覧表示される。
一度指定したソースを削除したい場合には、同画面の上方にある「ソース」の文字を見つけ、その右端にある点が3つ縦に並んだアイコンをタップしよう。続けて表示される「ソースを削除」をタップしよう。
すると、一覧で表示されているソースの右端にごみ箱のアイコンが現れるので、削除したいデータのそれをタップ。続けて、確認画面で「削除」をタップすると削除が実行される。
ちなみに、PCからブラウザ版にアクセスした場合には、ソースにマウスポインタを重ねると、左端に3点のアイコンが表示される。そこから削除の操作が行えるので、併せて覚えておこう。
ノートブックを削除するには、ノートブックを開いた状態で、画面右上にある点が3つ縦に並んだアイコンをタップしよう。続けて「ノートブックを削除」をタップし、確認画面で「削除」をタップすると、削除が実行される。
なお、アイコンをタップした際に表示される「ノートブック名を変更」をタップすると、自動で生成されるノートブックの名称を編集できる。ちなみに、iOS版で試したところ既存のテキストは選択や削除操作が行えなかった。新規で文字を入力すると、既存のタイトルが全文字消去される仕組みだ。ノートブックの数が増えて整理したくなった場合には、こうした操作も活用したい。
一方、PCからブラウザ版にアクセスした場合には、画面左上に表示されるノートブック名称にカーソルを合わせて直接編集できるのでより使いやすい。
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