アップロードした資料を情報ソースにできるGoogleの生成AIノートツール「NotebookLM」に注目したい理由

» 2025年06月05日 18時20分 公開
[井上晃ITmedia]

 すっかり身近になった生成AIだが、おそらく多くの方が使っているツールは「ChatGPT」や「Gemini」「Copilot」などが中心だろう。一方、さらに注目しておきたいサービスとして、Googleの「NotebookLM」も見逃せない。本記事では、この「NotebookLM」の概要について連載で解説していこう。

photo

「NotebookLM」とは

 NotebookLMは2023年7月に発表され、2024年6月から日本語でもリリースされた生成AIツールだ。主な使い方は、ユーザーがアップロードした資料をもとに、生成AIが内容について質問に答えたり、資料を作ったり、内容を分析したりについて、そこからのリサーチを補助してもらうような方向性がメインとなる。

 生成AIブームの火付け役にもなったChatGPTのプロトタイプが登場したのが2022年11月だったので、比較的早い段階から市場に存在したツールではあったが、気付かずにスルーしていた方も少なくないだろう。

photo 「NotebookLM」の画面構成

 NotebookLMの特徴は、画面構成が3つのパネルに分かれていることにある。PCのWebブラウザからアクセスした場合、画面左側には資料を指定する「ソース」の領域、真ん中には生成AIとのチャットが表示される「チャット」、右側には自動生成された音声コンテンツを表示するといった応用機能をまとめた「Studio」という領域に分かれている。

 よって複数の資料を指定してアップロードしつつ、チャット画面とは別のパネルで管理できることが大きな魅力だ。なお、同ツールはGoogle アカウントさえあれば基本無料で使えるので、気軽に試しやすい。

iOS、Androidともにモバイルアプリの提供もスタート

 記事執筆時点で最近のトピックは2つある。1つは4月末に「音声概要」という機能が日本語に対応したこと。音声概要機能を使うことで、指定した資料をもとに、自動でポッドキャストのように仮想の2人が対話している音声コンテンツが生成される。

 そして、もう1つはNotebookLMのモバイルアプリが、5月20日(日本時間)にリリースされたことだ。iOS、Androidともに利用できるようになっており、iOS 17以降、Android 10以降のデバイスでサポートされている。

photo iOS版(画像=左)とAndroid版(画像=右)のモバイルアプリが提供されている。類似アプリと間違えないよう、提供元がGoogleであることを確認してインストールしよう

 次回以降は、より具体的な使い方について解説する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月15日 更新
  1. 値上げのソフトバンクが仕掛ける「PayPayカード ゴールド」シフト、新プラン移行の障壁になる懸念も (2026年04月14日)
  2. 廉価な新作「iPhone 17e」が春商戦に与えた影響は? 携帯電話ショップ店員に聞く (2026年04月13日)
  3. 「OPPO Find N6」速攻レビュー 折り目は本当にない? AIペンの使い心地からカメラ画質まで徹底検証 (2026年04月14日)
  4. Y!mobile、認定中古「iPhone SE(第3世代)」が3980円から 4月17日まで【スマホお得情報】 (2026年04月13日)
  5. 「Google Pixel 10a」レビュー:aシリーズらしい取捨選択のうまさが光る Pixel 9aとの差分をどう考えるかがカギ (2026年04月13日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. Y!mobileのeSIM再発行で困ったハナシ iPhoneとAndroidの機種変更でいまだ「手数料4950円」が発生? (2026年04月13日)
  8. Yahoo! JAPAN ID、ログインを「パスキー」に一本化へ 2027年春までにパスワードのみの認証は終了 (2026年04月14日)
  9. 廉価モデル「Pixel 10a」「iPhone 17e」を比較 価格とスペックに“決定的な差”あり (2026年04月10日)
  10. 10Gbpsポート合計4つを備えたハブ「UGREEN Revodok Pro 7 in 1」が32%オフの3849円に (2026年04月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年