世界のスマートグラス市場、出荷台数は前年比2倍強──Counterpoint調べ

» 2025年08月18日 13時18分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Researchは8月12日、2025年上半期の世界のスマートグラス市場調査の結果を報告した。出荷量は前年比110%増で、この急増を牽引したのは米Metaの「Ray-Ban Meta」の堅調な需要や、中国のXiaomiやTCL-RayNeoといった企業の新規参入によるものという。

 なお、Counterpointが定義するスマートグラスは「従来のアイウェアに電子部品を統合し、標準的なアイウェアを超えた「スマート」機能を提供するウェアラブルコンピュータデバイス」で、この報告では「シースルーディスプレイと光学部品を搭載していないグラスのみを指す」となっている。

 メーカー別では、Metaのシェアが73%と圧倒的だった。Ray-Ban Metaグラスの出荷量は前年比200%以上増加した。Metaのスマートグラスは、昨年9月のアップデートでAIアシスタント「Meta AI」が強化された。

 meta MetaのAIグラス(日本では未発売)

 Meta以外では、Xiaomi初のAIスマートグラスやTCL-RayNeoの製品など、中国勢が活躍した。

 xiaomi Xiaomi AI Glasses(日本では未発売)
 counter 1 主要メーカーのシェア推移(画像:Counterpoint)

 スマートグラス全体に占めるAIスマートグラス(AIアシスタントを搭載するスマートグラス)の総出荷台数の割合は78%で、前年比250%以上の成長だった。

 Counterpointによると、AIスマートグラスは写真や動画の撮影、画像・物体認識、百科事典ベースのQ&A、ライブ翻訳など、高度な機能を提供しており、Xiaomiなどの中国企業は、スマートグラスベースの決済機能を検討しているという。

 Counterpointは、2024〜2029年のCAGR(年平均成長率)を60%以上と予測している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月07日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  3. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  4. モバイルSuicaのコード決済「teppay」10月20日開始 2万円を超えたチャージが可能に (2026年10月06日)
  5. 2万mAh搭載で「世界最小」うたうモバイルバッテリー、半固体電池採用 MATECHから (2026年10月06日)
  6. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【10月6日最新版】 モバイルSuica利用で600ポイント、交換レート35%オフも (2026年10月06日)
  7. 楽天ドライブに不正アクセス 1万5382件の保存データ閲覧、313件のパスワードも (2026年10月06日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  10. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー