9月と言えば、iPhoneの新モデルが発売されるシーズンだ。買い替えを検討しているとして、端末の返却を前提とした通信キャリアの端末購入補助プログラムなどを利用しているならそのままでいいとして、Apple StoreなどでSIMフリーモデルを一括購入している場合には、これまで使っていたiPhoneをどのように手放すのか考える必要がある。本記事では、主なiPhoneを売る手段についておさらいしていこう。
シンプルな下取りを希望するのであれば、Apple Storeの「Apple Trade In」がおすすめだ。下取り時の最大価格については公式サイトに目安が案内されているので、それを参考にしたい。
例えば、2022年発売の「iPhone 14」を下取りに出す場合、最大5万4000円になる。2020年発売の「iPhone 12」では、最大2万8000円の下取り額が期待できる。
ただし、こうした額はあくまでそのモデルにおける"最高額”なので、ストレージ容量が128GBや256GBなど標準的な場合には、そこまでの金額は期待できない。ただし、箱や付属品は下取りに不要で、減額もない。
Apple StoreでiPhoneを購入しつつ、同時に安心して手軽に手放せる点でメリットがある選択肢といえるだろう。
家電量販店などの買い取りサービスを利用するのもメジャーな手段だ。買い取りを行っている量販店やショップは多岐にわたるが、例えばヨドバシカメラの場合は、「iPhone 14(128GBモデル)」なら1万5500円、「iPhone 12(64GBモデル)」なら8400円など、買い取り額の目安が示されている。
ヨドバシカメラの場合は、画面割れ、水没、電源が入らないといった問題のある製品でも買い取りの対象になるのが特徴で、不具合があっても諦めずに、買い取りを検討してもいいだろう。なお、ヨドバシカメラはあくまで一例だ。量販店やブランドによって条件が異なるので、希望の条件にあった買い取り先を探してみることも重要だ。
こちらも店頭に持ち込んだり、専用のパッケージで郵送したりといった手段で手軽に手放せる安心感がある。
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