ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。10月6日〜10月12日の期間は、ソニーの新型ミッドレンジモデル「Xperia 10 VII SO-52F」が初登場し、首位を獲得した。
10月9日に発売されたばかりのXperia 10 VIIは、6.1型の有機ELディスプレイや120Hzのリフレッシュレート、側面の「即撮りボタン」などの機能を搭載し8万2720円で販売。iPhone 17シリーズを抑えての1位獲得となった。
一方、10月10日に発売となったモトローラ製折りたたみスマートフォン「motorola razr 60d M-51F」は、今回のランキングには姿を見せなかった。
前週まで首位だった「iPhone 17(256GB)」は2位に後退。120Hz駆動になったSuper Retina XDRディスプレイや最新のA19チップ、48MPの2眼カメラなどを備えた標準モデルで、依然として根強い人気を維持している。
3位には「iPhone 16(128GB)」が前週と同じ順位をキープ。11万8745円と比較的手頃な価格設定で、2024年発売モデルながら安定した売れ行きを見せている。
4位には前週6位から順位を上げた「iPhone 17 Pro Max(256GB)」がランクイン。24万900円という高額なモデルだが、6.9型の大画面と最大8倍の光学ズームなど最上位モデルならではの充実したスペックを備える。5位は前週2位から後退した「iPhone 17 Pro(256GB)」で、21万4940円の価格設定。Pro Maxと同等のカメラ性能を6.3型のコンパクトなボディーに収めている。
6位から7位にかけては、iPhone 17 Proシリーズの512GBモデルが並んだ。8位には「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」が前週7位から1つ順位を下げてランクイン。12万1440円という価格で、5000万画素のトリプルカメラや12GBのメモリを搭載したAndroidフラグシップモデルだ。
今週のランキングは、Xperia 10 VIIの華々しいデビューが最大のトピックとなった。ミッドレンジながらiPhoneを抑えて首位を獲得したことは、Xperiaへの高い期待をうかがわせる。一方でiPhoneは依然として上位の大半を占めている。
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