iPhoneのSiriに「ルーモス」と唱えると、ライトがつく。そんなSiriの“隠しコマンド”がXで話題になっている。
ルーモスとは、「ハリー・ポッター」で使われている、つえに明かりをともす呪文。Xで話題になるや否や、試す人が続出。「ほんとだぁぁぁぁぁぁあ」「スンゲェ!!!!まじだった!!」「魔法使えるようになっちゃった」「ルーモスできたのにまだホグワーツから入学案内届かないんだけど」などと感動の声が挙がっている。
筆者も試しに「Hey Siri, ルーモス」と話しかけたら、確かにiPhoneのライトが点灯した。さらに、「ノックス」と唱えると、ライトが消えた。ノックスはルーモスの反対呪文で、つえの光を消せる。ライトをつけるだけでなく消すコマンドまで用意していたとは、芸が細かい!
ちなみに、この機能自体は2022年からSiriに実装されていたようだが、当時はSiriの設定を英語に変更しないと利用できなかった模様。現在はSiriの言語設定が日本語でもルーモスとノックスの呪文が利用できる。
Androidでも同様の機能は以前から利用できる。現行機種なら「Gemini」を起動して「ルーモス」と唱えるとライトがつき、「ノックス」と唱えると消える。Gemini上でライトの設定アイコンも用意してくれるので手動でも消しやすい。
もちろん、単にライトを付けるだけならロック画面やコントロールセンターなどのショートカットを使った方が早いが、ちょっとした魔法使い気分を味わえるし、一発ネタにもなる。周囲にこの技を披露する場合、「Hey Siri」を先に言うとネタバレしてしまうので、iPhoneの電源キーを長押ししてSiriを起動してから唱えるといいだろう。
Siriで「ChatGPT」を使いやすくするには? Apple Intelligence対応機種で実践
「ChatGPT」とApple Intelligenceを連携させる設定手順は?
「OK、Google」「行け、ピカチュウ!」 Siriの珍回答を引き出す10の質問
Siriが「口止めされていて話せません」と答える禁断の質問
Siriに「好きな動物」を聞いたら回答が宇宙レベルだったCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.