【2025年12月を振り返る】特定の決済サービスのみ利用を取りやめるのは、いろいろ思うところがある:Mobile Monthly Top10

» 2026年01月12日 18時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 2026年になって12日が経過しました。今年もITmedia Mobileをよろしくお願いいたします。

 少し遅くなりましたが、2025年12月の1カ月間でよく読まれた記事を振り返ります。

資さんうどん 資さんうどんでPayPay“だけ”決済の取り扱いが終了(廃止)となりました

 アクセス数の1位は、NHK ONEにおける受信契約未締結者向けメッセージに関する話題、2位はau PAYとPontaポイントの12月分キャンペーン情報でした。NHK ONEと月初のお得情報は、やはり皆さんの注目を集めたことが分かります。

 そして3位は、北九州市に本社を構える資さんうどんが、キャッシュレス決済のうち「PayPay」のみ利用できなくなることを伝えた記事です。掲載当時、SNSではかなり大きな話題になっていた出来事です。

 資さんうどんでは従来、各種クレジットカード、交通系ICカード、QUICPayの他、「d払い」「au PAY」「楽天ペイ」とPayPayなどを利用できました。しかし12月15日、複数対応しているコード決済のうちPayPay“だけ”を翌日(12月16日)から利用停止としたのです。コード決済を全て非対応とするのではなく、恐らくシェア的に優位であろうPayPayだけを廃止したという点は驚きです。

 実は、私がよく行く店でも最近、PayPayの扱いを取りやめるという出来事がありました。そこは他のキャッシュレス決済(クレジットカード/交通系電子マネー/iD/QUICPay)も使えるのですが、コード決済はPayPayのみ対応していました。恐らく「他の決済方法が使えるから大丈夫だろう」ということで取りやめたのだと思います。

 コード決済も、サービス開始当初の“大盤振る舞い”がなくなり、店舗が負担する決済手数料が場合によっては重荷になっているという話があります。小銭を大量に用意しないといけないような店舗の場合は「手数料払ってでもキャッシュレス」の方がオペレーションコストはむしろ軽減できるというケースもあるようですが、そこまで行かないということも珍しくないそうです。

 オセアニアの一部のように「キャッシュレスの手数料を利用者に転嫁してよい」という法的根拠があれば、負担になっている手数料分をお客さんに振って……と考えてみたものの、そこまでするメリットがあるのかと言われると、ちょっと悩ましい面もありそうです。私はそれでもキャッシュレス対応してくれる店を選ぶと思います。特にガジェット系なら(カード付帯の動産保険の絡みで)。

 皆さんはいかがですか?

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