デジタルインフラの設定や修理、トラブル解決を手掛ける「日本PCサービス」の子会社である「スマホスピタル」は、「FCNT」の修理パートナーとして、メーカーで使われなかった純正パーツを活用した修理サービスを1月14日に始めた。
FCNTが製造・販売を行う「arrows」や「らくらくスマートフォン」のうち、発売から一定期間が経過してキャリアや販売店でのサポートが終了した機種を修理の対象とする。メーカーで保管されていた未使用の純正部品を有効活用することで、資源の循環を促進し、持続可能な社会の実現に向けたSDGsへの貢献を目指す。
日本PCサービスの「スマホスピタル」がFCNT修理パートナーとなり、未使用の純正パーツを用いた修理を開始。サポート終了機種も即日・データ保持で安価に直せる。資源を有効活用し、環境と利用者の双方に配慮した体制を整えた今回のサービスで最初に対象となる端末は、「らくらくスマートフォン me F-01L」だ。全国に展開するスマホスピタルのうち、新宿店、横浜駅前店、名古屋駅前店、大阪梅田店、マークイズ福岡ももち店の計5店舗で受け付けを行う。
修理メニューは多岐にわたり、画面修理やバッテリー交換をはじめ、カメラ、充電口、FeliCaアンテナの修理などが含まれる。料金設定は、画面交換修理が9900円、バッテリー交換が7700円となっている。従来の互換パーツを用いた修理相場と比較しても低コストで提供される点が特徴で、ユーザーは高品質な純正部品による整備を安価に受けられる。
スマホスピタルには、メーカーやキャリアのサポートが終了した古い機種を愛用するユーザーから、多くの相談が寄せられてきた。最新機種への買い替えを検討していても、それまでの間に劣化したバッテリーを交換して使い続けたいという要望や、端末内に残された大切なデータを消さずに修理したいという声がある。
今回の修理体制の構築により、サポート対象外となった機種であっても、最短即日でデータを保持したまま修理することが可能となった。日本PCサービスグループは、全国に訪問および持込の拠点を380箇所、24時間365日対応のコールセンターを保有し、年間42万件以上のトラブルに対応している。今後もデジタルインフラを支える「デジホ」として、DX社会における多様な課題解決と価値創造を推進していく方針だ。
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