“2つ目デザイン”へ大胆に変更したHuaweiの「nova 15 Ultra」:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2026年02月25日 18時42分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 Huaweiのnovaシリーズの最新モデルとして「nova 15」シリーズが2025年12月に中国で発表されました。シリーズ最下位モデル「nova 15」は、前モデル「nova 14」と同じデザインテイストでマイナーチェンジ感が高いのですが、上位モデル「nova 15 Pro」と「nova 15 Ultra」は、背面デザインを一新して登場しました。

photo Huaweiのnova 15 Ultra

 nova 15 Proとnova 15 UltraはプロセッサにHiSiliconのKirin 9010Sを採用しています。最近のHuawei製品は、堂々とプロセッサ名を公表していますね。ただし相変わらず通信方式は非公表です。アンテナピクト部分に「5G」の表記は出ません。とはいえ5G回線をしっかりつかみます。ディスプレイは6.84型(2856×1320ピクセル)と高解像度で、最大輝度は4000ニトです。

photo Kirin 9010S採用、Huaweiの中では上位モデル

 バッテリーに関しては、Huaweiは他の中国メーカーとは異なり、シリコンカーボンタイプを採用していません。それでも両モデルは6500mAhのバッテリーを搭載し、100Wの急速充電にも対応。Ultraモデルのみ50Wのワイヤレス充電も利用できます。

photo バッテリーは6500mAh

 背面はカメラ部分と同じ円を2つ並べたちょっと不思議なデザインです。これまでのnovaシリーズは背面左上に特徴的な形状のカメラバンプを配置していましたが、nova 15シリーズでは大胆な変更となったわけです。

 これは左に撮影カメラ、右にスペクトラムセンサーなど補助カメラと配置を整理し、基板上のカメラモジュールのレイアウトしやすくした結果なのかもしれません。

photo 同円が並ぶ新しいデザイン

 大きく変わった点としてインカメラがあります。これまではnova上位モデルは2つのインカメラを搭載していましたが、nova 15 Pro、nova 15 Ultraは約5000万画素+スペクトラムセンサーに変わりました。なお、過去モデルのインカメラは約5000万画素広角と約800万画素の2倍望遠でした。望遠側が使われることはあまりなかったのでしょう。

photo 広角カメラ+スペクトラムセンサーの組み合わせに変わった

 カメラに関しては別ラインの「Pura 80」や「Mate 80」シリーズに匹敵します。novaシリーズはセルフィー・ポートレートを得意としていますが、最近ではカメラ性能が十分高いため本体のデザインに注力したモデルという位置付けに変わりつつあるように思います。

photo カメラ性能は高い

 なお、Porink Pixelから「DESIGN FOR HUAWEI」として純正品扱いとなるカラー電子ペーパー搭載カバーも発売されます。前モデル「nova 14 Ultra」用にはTimleitionsから同様の製品が出ていましたが、意外な人気があるのでしょう。

photo カラー電子ペーパーで背面を着飾ることができる

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