バルミューダがスマホ連携時計「The Clock」発表、5万9400円 針がなく文字盤が光って時刻を表現(1/2 ページ)

» 2026年03月18日 10時00分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]

 バルミューダは3月18日に新製品「The Clock」の予約販売を開始した。価格は5万9400円だ。BALMUDA Online Store、BALMUDA The Store Aoyamaをはじめとするブランドショップの他、百貨店なども取り扱う。同社は4月中旬から出荷し、5月以降にアメリカや韓国への販路拡大も予定している。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 新製品「The Clock」
BALMUDATheClock バルミューダ 時計 背面

 The Clockの最大の特徴は「Light Hour(ライトアワー)」と名付けた、光による新しい時刻表現にある。針も保護カバーもない文字盤が直接光を放ち時刻を表現する。1時間ごとの時報ではチャイムの音とともに懐かしい振り子時計のような光のモーションが作動する。これらは単に時刻を知らせるだけでなく、時間そのものを心地よく感じるために搭載した機能だ。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 正面から見て右上に環境光センサーを搭載しており、光量を自動で調整する
BALMUDATheClock バルミューダ 時計 指でセンサーを覆い隠すと、光量が少なくなる

 The Clockの開発の原点は「眠りにつくための時計が欲しい」という思いから始まったそうだ。「Relax Time(リラックスタイム)」という機能では、就寝前に星のまばたきのような光とともに心地よい環境音を流す。雨の音ややさしく演奏されるピアノの音色など数種類の音が、空間全体をリラックスした雰囲気に変える。良質な睡眠への導入を助けるスリープクロックとして機能する。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 「Relax Time(リラックスタイム)」のイメージ。数種類の音をプリセットから選べる

 アラームは設定時刻の3分前から徐々に環境音が大きくなり、優しく目覚めを促す仕様とし、快適な朝の始まりを心地よく演出する。少しずつ音が流れ始めることで、空間に広がるサウンドとともに体が自然と朝を認識していけるようになっている。

 タイマーは本体上部のクラウンを回して設定でき、内蔵のステレオスピーカーからホワイトノイズを流す。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 本体上部のクラウンを回す様子

 機能としては大きく3つに分かれ非常にシンプルだ。バルミューダのブランドマーケティング部 広報 PRマネージャーの秦泉寺里美氏は、「より良い目覚めと集中、リラックス、そして睡眠まで、1日を通じて良い時間を過ごしていただくのに役立つことを目的に作られた道具」と紹介する。

伝統的な懐中時計から着想を得た見た目――アルミニウムのブロックから削り出したボディーに触れた

 デザインは長く愛されてきた伝統的な懐中時計から着想を得ている。アルミニウムのブロックから削り出したボディーにテクスチャーブラストやアノダイズ処理を施し、美しい光沢と上質な質感を持たせた。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 懐中時計から着想を得ているThe Clockの分解展示

 秦泉寺氏は「Appleの元最高デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏が率いる米クリエイティブ集団『LoveFrom』とのコラボレーションによって誕生した55万円の高級LEDランタン『Sailing Lantern』が契機となり、緻密なエンジニアリングに寄与するサプライヤーと出会えた」と開発ストーリーを明かす。これがThe Clock細部の磨き上げに寄与し、外観の美しさだけでなく緻密なエンジニアリングを実現しているというわけだ。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 Appleの元最高デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏が率いる米クリエイティブ集団「LoveFrom」とバルミューダのコラボレーションによって誕生した55万円の高級LEDランタン「Sailing Lantern」

 ボディーサイズは約75×105×36.5mm、重量は259gと、片手で操作でき、かつ非常に持ち運びやすいサイズ感だ。小さなボディーからは想像もできないほど臨場感のあるサウンドが、心地よい時間の流れと空間を気持ち良いものに演出する。

 実際の操作感も極めて優れているという印象を受けた。本体上部にあるステンレス素材のクラウンは、親指と人差し指が自然に触れる位置にあり、力を入れずに押しやすく滑らかに回せる。指紋が目立ちにくいフラットな仕上げで長期使用におけるメンテナンス性も考慮した。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 本体上部にあるステンレス素材のクラウン。指で押しやすく回しやすい

 机に置いた際、正面から見て左右の側面にボタンを配置しており、据え置きでも手持ちでもスムーズに操作できる秀逸な設計だ。付属のフェルト風スリーブに収納して外出先へ持ち出すことも想定している。Wi-FiおよびBluetoothでの通信に対応し、約2.5時間の充電で通常約24時間の連続使用が可能だ。

BALMUDATheClock バルミューダ 時計 付属のフェルト風スリーブに収納したThe Clock
BALMUDATheClock バルミューダ 時計 柔らかい素材であるため、出し入れしやすい。スリーブにボタンやフックはない
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月01日 更新
  1. Google マップの新機能「マップに相談」は“知人に聞く”感覚で使える 「Pixel 11 Pro Fold」などフォルダブルとの相性も抜群 (2026年10月31日)
  2. ダイソーで1100円の「PD対応20Wモバイルバッテリー」を試す 手頃な価格でそこそこ高速にスマホを充電可能 (2026年10月31日)
  3. 「iPhone Duo」は“我慢の連続” 歴代最重254g、Face IDなし……それでも満足できる人の条件が分かった (2026年10月30日)
  4. キャリアともMVNOとも違う独自路線 povoが目指す「パートナー連携2乗」と世界展開の勝算 (2026年10月31日)
  5. スマホの映像をTVやディスプレイに出力すると意外と便利(プレゼンとか特に) (2026年10月31日)
  6. 楽天モバイル、1100万回線突破の背景に「通信品質向上」とOpensignalが分析 下り速度とカバレッジの課題は残る (2026年10月29日)
  7. 若者が選ぶ流行語「チャッピー構文」ってなんだ? 「結論から言うね」なAIの口癖、実は人間のせいかもしれない (2026年10月30日)
  8. 東日本初の直営拠点「mineo 渋谷」が閉店 オプテージ広報に聞く閉店理由と今後のリアル接点 (2026年10月30日)
  9. KDDIのユーザー情報が漏えいか ライフネット生命への不正アクセスで判明 (2026年10月30日)
  10. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー