文末の「。」が威圧感を与える? 20代の約半数が気にする“マルハラ”を防ぎ、チャットで好印象を与える3つの工夫(1/2 ページ)

» 2026年03月25日 20時00分 公開
[鈴木朋子ITmedia]

 上司や先輩など、上の立場の人から送られてきたチャットで「分かりました。」と返信が来たとき、あなたはどう感じますか?

 「きちんと句点を付けていて丁寧だな」と思う人もいれば、「マルハラだ!」と思う、そんな人もいるようです。

 マルハラ(マルハラスメント)とは、LINEなどのチャットの文末に「。」がついている場合に威圧感などを覚え、ハラスメントだと受け取る現象を指します。

 チャットによるテキストコミュニケーションが主体の若い世代は「。」を打つ文章を書く機会があまりないため、「。」が付いていると、文章が威圧的だと感じたり、相手が怒っていると捉えたりするなど、世代間ギャップが生じているとして一時期大きな話題になりました。

 フォーイットが2024年3月に公表した調査によると、文末が「。」で終わる文章を受け取ったとき、全世代の64.8%が「あまり気にしたことはない」と答えています。

 しかし、年代別に見ると、20代では「あまり気にしたことはない」の割合が53.0%となり、確かに上の世代よりは気にしている傾向にあります。また、20代は「威圧感」や「距離感」を覚えたり、「怒っている」と感じたりする割合も他の世代に比べて高い結果になっています。

photo 若い世代ほど「。」にネガティブな印象を持つ(出典:フォーイット)

 とはいえ、あまり気にしたことがない人が半数を超えている実態もあり、逆に丁寧だと感じる人もいるため、「マルハラ」を気にしすぎる必要はなさそうです。

 ではなぜマルハラが話題になったのでしょうか。それは、チャットが浸透する中で、文末に世代間ギャップを感じている人が多かったからでしょう。

 大人世代はメール文化に親しんでおり、長い文章を正しく終わらせるために「。」を付けています。習慣化しているため、「了解。」というように、ひと言のメッセージにも「。」を付けることがあります。

 一方、若い世代はLINEをメインとしたチャットで短文のやりとりに慣れています。文節ごとに送信すれば、句読点は不要です。むしろリズムよくメッセージを打ち返す方が会話も盛り上がります。この文化の違いが「マルハラ」として世代間論争に持ち込まれたと考えてもいいでしょう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月09日 更新
  1. NHK受信料パトカー・消防車から徴収問題、猛反発を受け「検討を進めていく」と会長 (2026年08月07日)
  2. 楽天モバイルのローミングは「予定通り9月末に終了」 ただし「ルーラル限定で継続」の可能性も (2026年08月07日)
  3. KDDIが値上げしても解約率が低下した理由 au、UQ mobile、povoを循環させ「脱・販促費競争」へ (2026年08月07日)
  4. ミストが出るハンディファンって涼しいの? 家電量販店でも買える「Aecooly Cold Air/Cold Air Pro」を試す (2026年08月08日)
  5. まだ「つながりにくい」声ある“ドコモ通信品質問題”の現在地 前田社長が明かす「道半ば」の詳細解説 (2026年08月06日)
  6. ahamoの「40GB化」は値上げの布石か? 通信品質改善と料金設定で揺れるドコモの戦略 (2026年08月08日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  9. ドコモが念願の増収増益に好転 「ドコモMAX」好調も後押し、今後は“ロイヤルユーザー”を重視 (2026年08月06日)
  10. 「NHK受信料の値上げは検討していない」――会長が明言 スクランブル化を求める声絶えず (2026年08月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー