Z世代がLINEの「送信取消は1時間以内まで」で困ってしまう理由 彼らが見いだしていた“他の用途”とは(1/3 ページ)

» 2025年09月26日 15時10分 公開
[鈴木朋子ITmedia]

 LINEのトークで送ったメッセージの取り消し機能が、2025年10月下旬から「送信から1時間以内」のメッセージにしか適用できなくなることが発表されました。

 これまでは、24時間以内であればお互いのトークからメッセージを消去できたので、大幅に時間が短縮されたことになります。SNS上では「改悪だ」「1時間では誤りに気付かない」といった反対意見や、「数時間後に(メッセージを)取り消されるのはストレスだから30分でもいい」という賛成意見など賛否両論です。

photo LINEの「送信取消」機能

 あらためて、送信取消機能について説明しましょう。送信取消は、相手やグループに送ったメッセージを互いのトークルームから削除できる機能です。「誤字してしまったから直したい」「送信相手を間違えた(誤爆)してしまったので取り消したい」といったときに便利です。

 ただし、送信取消すると「〇〇がメッセージの送信を取り消しました」とトークルームに表示されるため、こっそり取り消すことはできません。また、すぐに送信取消しても、相手がLINEを開いていたり、スマホを見ているときは、メッセージを送った際の通知で内容を読まれてしまうことがあります。

photo LINEの送信を取り消すには、トークを長押しして「送信取消」を押す

 メッセージは「削除」することもできます。「送信取消」と「削除」の違いは、メッセージの送信相手にメッセージが残るかどうかです。送信取消の場合は、相手のLINEと自分のLINEからメッセージを消すことができますが、削除の場合は自分のLINEからしかメッセージを消すことができません。

 つまり、削除は自分のトークルームをすっきりさせることしかできません。

 「送信取消」機能は、2017年11月16日に実装されました。LINEは当時、「送信取消」機能の開始を記念して「#LINE誤爆 Black FRIDAY」キャンペーンを実施していました。LINEを誤送信した体験談を募集したもので、誤送信した“黒歴史”の例として、以下のようなものが挙げられていました。

photo 「送信取消」開始の「#LINE誤爆 Black FRIDAY」キャンペーン

 LINEが普及して間もなくは、相手を間違えて「誤爆」する人が多く、「LINEで誤爆しない方法」として、壁紙を相手によって変えるといった手法も編み出されました。

 おそらく当時の方がLINEは急いで返信するものだと思っていたため、うっかりミスも多かったのでしょう。今はそれほど誤爆は問題になりませんが、上記のような例も含めて、「送信取消」はほとんどが送信者のうっかりミスを取り戻したいときに使われています。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月26日 更新
  1. 「0.2秒で冷却」をうたうペルチェ素子搭載の腰掛けファン Amazonで53%オフ (2026年07月24日)
  2. ドコモが「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」を値上げ 一部機種は残価も引き上げ、実質負担額の影響は? (2026年07月24日)
  3. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  4. 330円で手に入る「足元灯」「非常灯」 充電式になって利便性向上 (2026年07月25日)
  5. 従来の健康保険証は7月31日で利用不可に 8月1日以降は「マイナ保険証」の利用を (2026年07月24日)
  6. サムスンが「Galaxy Z Fold8」で横長折りたたみを投入する理由 AIの進化にもマッチ、“iPhone包囲網”も万全か (2026年07月25日)
  7. 界面活性剤とマイクロファイバーでタッチパネルをきれいに! ダイソーで220円の「スクリーンクリーナー」を試す (2026年07月25日)
  8. なぜ「LINE VOOM」は嫌われたのか 保護者を悩ませた“子供たちの抜け道” (2026年07月24日)
  9. モトローラから新しいミドルレンジスマホ「moto g37」シリーズ登場 ソフトバンク、楽天モバイル、ドコモも取り扱い (2026年07月24日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー