サムスン電子は他にGalaxy Sシリーズや、横折りのGalaxy Z Foldシリーズも展開しているが、なぜ、あえてFlipをオリンピックモデルに選んだのか。それは、Flipのカメラを使って勝利や感動の瞬間を選手たちに残してほしいと考えたためだ。サムスン電子はこれを「ビクトリーセルフィー」と称している。
このビクトリーセルフィーは、パリ2024オリンピックから導入された。このときはGalaxy Z Flip7の前世代モデル「Galaxy Z Flip6」をベースにした「Galaxy Z Flip6 Olympic Edition」を選手に配布し、実際に表彰台で選手たちがセルフィーを楽しむ様子も見られた。また、冬季オリンピックで初採用された今回は、個人競技やペア種目での表彰台での撮影に加え、団体競技での撮影も初めて行われた。
勝利の瞬間を収めるビクトリーセルフィーが、団体競技でも行われるようになり、アスリートたちのより大きな熱量を映し出した(サムスン電子のミラノ・コルティナ2026オリンピック・パラリンピック冬季競技大会公式サイトより)Galaxy Z Flip7は、閉じると約75.2(幅)×85.5(高さ)mmの小型サイズになり、閉じた状態で手軽に操作しやすい。約5000万画素(広角)と約1200万画素(超広角)のアウトカメラをカバーディスプレイ上に搭載しているので、閉じたままカメラを起動して、カバーディスプレイに自分たちを映しながら撮影できる。
オリンピックで成果を残すという「人生を変える瞬間」あるいは「一生に一度の瞬間」をスマートフォンで撮影するなら、より高画質なアウトカメラを使いたいもの。このアウトカメラでセルフィーを利用できるのは、フリップタイプの大きな利点だ。
Galaxy Z Flip6 Olympic Editionの発表時、サムスン電子は「表彰台で重要な役割を果たす初のOlympic Editionとして、オリンピックの主役を務めることになる」とニュースリリースで述べている。その役割をGalaxy Z Flip7も引き継いだ形だ。
表彰台だけでなく、Olympic Editionで撮影した写真をSNSでアップする選手も多く、Z Flipの「セルフィーの撮りやすさ」は、SNSで選手とファンの距離を縮める効果も発揮しているようだ。
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