本機のカメラ構成は、アウトカメラが5000万画素が2つのデュアルレンズ構成、カバーディスプレイのインカメラとインナーディスプレイ側のインカメラがそれぞれ1000万画素という仕様になっている。閉じた状態ではコンパクトデジタルカメラのように片手で撮影ができ、撮った写真はすぐに端末を開いて4:3の広大な画面で細部まで確認できる。
動画撮影において特筆すべきは、新開発のAI編集機能である「マイファンカム」の搭載だ。これは推し活や子どもの運動会などのシーンに最適なトラッキング機能だ。ユーザーが複数人が踊っているような動画の中で特定の人物をタップして選択すると、AIがその人物の顔や特徴を自動で認識し、対象者だけを常に画面の中心に捉えた専用のクロップ動画を自動生成する。
対象者が一時的に他の人物の後ろに隠れるような場面があっても、AIが自然にトラッキングを継続し、好みの画角で切り出せる。追加の有料アプリや複雑な編集ソフトを必要とせず、標準のギャラリーアプリ内で手軽に高度な編集を完結できる。
またインカメラとアウトカメラで同時に録画を行う「デュアル録画」機能も大きな進化を遂げた。従来モデルではインナーディスプレイを開いた状態でのみ利用可能だったが、今作ではカバーディスプレイ側にもプレビューを表示できるようになった。これにより、撮影者と被写体がお互いの表情や映り具合をリアルタイムで確認しながら動画を撮影できるなど、新しいコミュニケーションを可能にしている。
他のOSからスムーズに乗り換える機能も用意した。最新のUIである「One UI 9」により、これまで煩雑だったデータ移行の手間を簡略化している。専用のデータ移行アプリを事前にダウンロードする必要はなく、初期設定時に新しい端末に表示したQRコードを古いスマートフォンのカメラで読み取るだけでデータ移行を開始する。
有線接続と無線接続のどちらの方法を選択しても、20種類の幅広いデータ移行に対応する。ただしLINEアプリの全期間トーク履歴を移行する場合のみ有線接続を必須とする。
さらにRCSへ標準対応したことで、OSの垣根を越えて高品質な写真や動画の送受信、既読確認などのメッセージのやりとりを行える。ファイル共有機能である「クイックシェア」もサポートしている。
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