7月31日に発表したセブン&アイ・ホールディングスへの出資(PayPay、三井住友カードと合わせて計3000億円)については、ソフトバンクが担う役割を具体的に説明した。AI搭載のヒューマノイドやデバイスが本社のバックオフィスと店舗のバックヤードを受け持ち、店舗のスタッフは接客など人にしかできない仕事に集中できるようにする構想だ。
ローソンに出資して共同経営に参画するKDDIとは立ち位置が異なり、宮川氏は店舗運営や経営には関与しないと明言した。バックヤードへのヒューマノイド導入や配送の自動運転化を例に挙げ、「あくまでデジタルの提案をし続けるという立ち位置」だと線を引いた。
国内では、法人向けにAIデータセンターやAI計算基盤を提供するクラウド・AI領域の売上高が前年同期比31.0%増の771億円となった。米国では、AIインフラ事業を手掛ける新会社SB Neoの設立を発表した。ソフトバンクが51%を出資する連結子会社で、国内で培ったGPUクラウドやデータセンターのノウハウを生かし、独自ソフトウェア「Infrinia」によるクラウドサービスをハイパースケーラーなどに提供する。2027年度から需要を見ながら段階的に展開するという。
PayPayを中心とするファイナンス事業は、決済取扱高の増加を受けて76.0%の増益だった。宮川氏は、7月に譲渡した米エネルギー事業持分の売却益と上期の業績を踏まえ、第2四半期決算で業績予想の上方修正を検討すると述べた。
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