ソフトバンクのスマホ契約数減はいつ止まる? 宮川社長が反転の時期を語る ホッピング対策は「真剣にやりすぎた」(2/2 ページ)

» 2026年08月04日 19時21分 公開
[石井徹,ITmedia]
前のページへ 1|2       

セブン&アイ出資、店舗経営には関与せず

 7月31日に発表したセブン&アイ・ホールディングスへの出資(PayPay、三井住友カードと合わせて計3000億円)については、ソフトバンクが担う役割を具体的に説明した。AI搭載のヒューマノイドやデバイスが本社のバックオフィスと店舗のバックヤードを受け持ち、店舗のスタッフは接客など人にしかできない仕事に集中できるようにする構想だ。

 ローソンに出資して共同経営に参画するKDDIとは立ち位置が異なり、宮川氏は店舗運営や経営には関与しないと明言した。バックヤードへのヒューマノイド導入や配送の自動運転化を例に挙げ、「あくまでデジタルの提案をし続けるという立ち位置」だと線を引いた。

ソフトバンク決算 セブン-イレブン店舗にヒューマノイドロボットや自動倉庫、AI需要予測などの技術を提供する構想

AIインフラは国内外で拡大

 国内では、法人向けにAIデータセンターやAI計算基盤を提供するクラウド・AI領域の売上高が前年同期比31.0%増の771億円となった。米国では、AIインフラ事業を手掛ける新会社SB Neoの設立を発表した。ソフトバンクが51%を出資する連結子会社で、国内で培ったGPUクラウドやデータセンターのノウハウを生かし、独自ソフトウェア「Infrinia」によるクラウドサービスをハイパースケーラーなどに提供する。2027年度から需要を見ながら段階的に展開するという。

ソフトバンク決算 米国でAIインフラを展開するSB Neoは2027年度の「Infrinia」サービス開始を目指す
ソフトバンク決算 セグメント別の営業利益。ファイナンス事業は76%の増益だった

 PayPayを中心とするファイナンス事業は、決済取扱高の増加を受けて76.0%の増益だった。宮川氏は、7月に譲渡した米エネルギー事業持分の売却益と上期の業績を踏まえ、第2四半期決算で業績予想の上方修正を検討すると述べた。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月05日 更新
  1. 情報漏えいの「おわびメール」が毎日届いてうんざり……漏れた情報別に“最低限やること”をまとめた (2026年11月04日)
  2. ドコモ通信障害の対象範囲を特定――「5G SA」契約が対象、4G設定への切り替えで回避も (2026年11月05日)
  3. ダイソーで1100円の「PD対応20Wモバイルバッテリー」を試す 手頃な価格でそこそこ高速にスマホを充電可能 (2026年10月31日)
  4. ドコモだけ鳴らなかった「緊急地震速報」、前田社長がエリアメール不具合を謝罪 (2026年11月04日)
  5. 12月から変わるahamoの新料金を検証 165円値上げでも“実質値下げ”になる人は? 他社とも比較 (2026年11月04日)
  6. GMOインターネットの情報漏えい事案で総務省が業界団体に「ブロッキング要請」との報道 NTTは動いた? (2026年11月05日)
  7. 「有料放送や配信コンテンツが永久に無料!」──怪しい動画ストリーミング機器に総務省が注意喚起 サイバー攻撃の踏み台に悪用されるおそれ (2026年03月10日)
  8. ドコモは「つながって当たり前」をどう実現? 「置局」業務の舞台裏を紹介 (2026年11月04日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. PayPay、セキュリティ対策は「万全を期すべく総点検している最中」と中山社長 (2026年11月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー