Unihertzの物理キーボードスマホ「Titan 2 Elite」をじっくり試す 刺さる人には唯一無二の存在に(1/4 ページ)

» 2026年08月27日 17時00分 公開
[佐藤颯,ITmedia]

 物理キーボードを搭載した“変態端末”を展開するメーカーとして知られるUnihertzから、Titanシリーズの最新モデルとなる「Titan 2 Elite」が登場した。

 本機が初めて公開されたのは、バルセロナで開催された「MWC 2026」の会場だった。筆者も現地のUnihertzブースで実機に触れたが、展示段階の試作機とは思えない完成度の高さに驚かされた。

 そして今回、発売に先立って製品版が手元に届いたため、改めて実機をじっくりと試用したレビューをお届けする。

photo 「Titan 2 Elite」

手になじむコンパクトサイズ。金属フレームの質感も価格以上

 Titan 2 Eliteを手に取って最初に感じるのが、キーボードデバイスとしての「絶妙なサイズ感」だ。従来のTitanシリーズは武骨で大柄なモデルが多かったが、今作はシリーズ中で最もコンパクトなボディーに仕上がっており、両手で持って容易に親指でタイプできる。

 約117.8(幅)×75(奥行き)×10.4(高さ)mmというサイズは、かつてのBlackBerry端末をほうふつとさせる大きさだ。物理キーボード端末は、このサイズ感でこそ真価を発揮すると改めて感じた。

 横幅こそ約75mmとやや広めだが、高さや厚みは「BlackBerry Bold 9900」(約115×10.5mm)に近いため、ポケットに入れた際の感覚は往年のBlackBerry端末そのものだ。

 本体フレームには、インモールド成形のアルミニウム合金を採用している。CNC加工とアノダイズ処理を重ねた仕上げは、8万円前後という価格を考えれば十分に上質だ。カラーはブラックとオレンジの2色展開で、いずれもキーボード面はマット仕上げとなっている。

photo 今回のレビューではブラックモデルを使用する
photo 金属フレームの仕上げは価格以上の質感を備える

 一方で、本体の角がややとがっており、文字入力時に手のひらへ当たる感触が少々気になった。キーボードで長文を打ち込むデバイスという性格上、もう少し丸みを持たせたデザインでもよかったのではないだろうか。ケースを装着すればある程度緩和できると思われるが、素の状態での握り心地は、XperiaやiPhoneのような洗練されたハードウェアには一歩及ばない。

  

photo 本体サイズはiPhone SE(第3世代)よりもコンパクト
photo しかし、厚さは約10.4mmと折りたたみスマホ並みだ
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