ここまではクラウド上に保管する方法を解説してきましたが、これらには常にサービス内容の改悪や終了というリスクがつきまといます。実際、2022年頃には「みてね」に類似した写真共有アプリの「wellnote」が、データの一括ダウンロード機能を提供しないままサービス終了を発表し、ユーザーから大きな批判を浴びた出来事もありました(後にMIXI社の支援により、一括ダウンロードおよび「みてね」への移行機能が提供されています)。
iPhoneの共有アルバムや、Google Pixel 5までの無制限アップロード特典についても、AppleやGoogleの方針転換次第でいつ使えなくなるか分かりません。真偽のほどは定かではありませんが、「次期iOS 27からは共有アルバムでもストレージ容量を消費するようになるのではないか」といううわさもささやかれています。
その点、手元に置いておける物理メディアへの保存は安心感があります。妻も「クラウドだけでは不安だ」と感じていたようで、家電量販店のスタッフに相談した結果、一般的なHDDやSSDよりもはるかに寿命が長く、DVD以上の耐久性を誇る「M-DISC」を勧められました。現在では、定期的にデータをM-DISCに焼いて大切に保管しています。
とはいえ、M-DISCへのデータ書き込みは非常に手間がかかります。iPhoneからケーブル経由でPCへファイルを移行し、そこから外付けDVDドライブを使ってM-DISCに保存していますが、ファイル数が膨大なため毎回かなりの時間を要します。
さらに、一度に移行するデータ量が大きいためかエラーも頻発します。M-DISCはデータの消去や上書きができない仕様なので、書き込み途中でエラーが発生すればそのディスクは廃棄するしかありません。
1枚600円ほどするメディアが無駄になるのは非常にもったいなく、子供が大きくなるまでこの作業が続くことを考えると、「素直にiCloudのストレージに課金した方が賢明なのではないか」と思わずにはいられません。
以上、スマホで撮影した写真と動画の保存方法についての解説でした。筆者自身は現状、「Yahoo!かんたんバックアップ」と「M-DISC」を併用した二重保存体制を取ることにしましたが、M-DISCの手間と費用については今なお悩みの種です。
とはいえ、子供の写真は何度見返しても素晴らしいものです。現在の保存方法が最良の正解であるかは分かりませんが、今後も増え続ける大切な写真と動画をいかに安全かつ効率的に残していくか、引き続き模索していきたいと考えています。
シムラボ
「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。
新しい「マイナアプリ」の配信がスタート 初期設定の方法は?
“5秒で−5度” ワークマンの「ペルチェベスト」を体験 45度の猛暑でも冷える仕組みとバッテリーの安全性に迫る
ソニーがミッドレンジ「Xperia 10 VIII」発表 決済/ポイントアプリが即座に立ち上がる新機能、デザインに変化も
「iPhone 18」シリーズうわさまとめ 秋にPro、来春に無印登場か 「さらなる値上げ」の可能性も考える
さようなら「Suicaのペンギン」 カード在庫限りで終売→無地デザインに移行Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.