メルカリは2026年10月17日、メルカリ事務局を装ったアカウントが出品商品のコメント欄を通じて外部サイトへ誘導する事例が確認されているとして、重要な注意喚起を発表した。
発表によると、事務局を装う悪質なアカウントが出品商品のコメント欄に「アクセスが制限されています」などと書き込み、不審な外部フィッシングサイトへ誘導する手口が確認されている。メルカリ事務局が出品商品のコメント欄で利用者に個人情報やログイン情報の入力を求めることは一切ないとし、コメント内のURLへはアクセスしないよう呼びかけている。
本件について、ITmedia Mobileがメルカリ広報に取材を行ったところ、過去の発生状況や現在の対策体制、被害発生時のサポート方針について回答を得た。
―― 出品コメント欄を悪用した同様のフィッシング誘導は過去にも発生していたのでしょうか。また、現在の対策状況についてお教えください。
メルカリ広報 当社では、メルカリ事務局等を装ったアカウントの利用制限や、不審なコメントの削除、誘導先サイトの閉鎖依頼などの対応を順次進めています。あわせて、手口の変化を踏まえ、さらなる対策の強化を検討しています。
出品商品のコメント欄を悪用した同様のフィッシング誘導は、過去にも確認しています。お客さまに安心・安全にご利用いただき、被害を防止するため、アプリ内のお知らせや『メルカリびより』等で改めて注意喚起を行っています。
―― 利用者が偽コメントにだまされないための見分け方や、防衛策についてメッセージをお願いします。
メルカリ広報 防衛策についてですが、メルカリ事務局が、出品商品のコメント欄でお客さまにお知らせや通知を行うことはありません。そのため、表示名やアイコンが公式のものに見える場合でも、記載されたURLにはアクセスせず、個人情報やログイン情報等を入力しないようお願いしております。事務局からのご案内は、公式アプリ・公式サイトを開いてご確認いただければと思います。
なお、公式ブログ「メルカリびより」等では、確認されている手口の詳細やパスキー認証の設定を含む予防策、万が一情報を入力してしまった場合や不正ログイン・利用が疑われる場合の対処方法、事務局への問い合わせ方法が詳しく案内されている。
―― 万が一フィッシングサイトで情報を入力してしまい、不正利用等の被害が発生した場合の対応についてお教えください。
メルカリ広報 調査やアカウント保護および補償等の対応については、お客さまのご利用状況によって異なるため、まずはメルカリアプリ内の「お問い合わせ」から事務局までご連絡をお願いします。今後も、お客さまに安心してご利用いただけるよう、不正行為への対応と被害防止に取り組んでまいります。
メルカリでは、万が一コメント欄のURLにアクセスして情報を入力してしまった場合、速やかにパスワードを変更したうえで「マイページ>ヘルプセンター」から問い合わせるよう案内している。また、不審なアカウントやコメントを発見した際の通報や、不正ログインを防止する「パスキー設定」の登録を強く推奨している。
「メルカリで稼げなくなる?」の声広がる 事業者は「個人アカウント」利用不可に きょうから規約改定
メルカリが「新リユースECサイト」を立ち上げたワケ 品質保証で中古スマホの不安解消を目指す
メルカリで高額スマホを買うのは危険? 多くの“リスク”が潜んでいるワケ
メルカリモバイルでスマホのセット販売開始 iPhoneやAndroid29機種、最大99%割引も
メルカリでiPhoneが高値で取引されているワケ 出品のハードルを下げる取り組み始動
バッテリー容量100%のiPhoneを選択可能に Back Marketがリファービッシュスマホの品質基準を刷新Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.