米Microsoftは10月26日(現地時間)、米AppleのMac向けOffice「Office for Mac 2011」を、日本を含む13カ国で発売したと発表した。Intel CPU搭載のMacが対象で、対応OSはMac OS X 10.5.8以上。32ビット版のみのリリースとなった。
Mac版Officeとしては初めてOutlookが含まれる。Outlookを通じて企業のExchangeサーバやMicrosoftのクラウドサービス「Office 365」に接続できる。そのほか、リボンインタフェースの採用、WordとPowerPointでの共同編集作業、オンライン版Office「Microsoft Office Web Apps」、無料クラウドストレージサービス「Windows Live SkyDrive」の機能などが追加された。また、Windows版Office文書との互換性を高め、同じ文書をまったく同じように表示・出力できるようになった。こうした新機能により、PCユーザーとの共同作業が従来よりやりやすくなったとしている。
Office for Mac 2011は3つの製品エディション(SKU)で販売される。商業利用はできない家庭および児童・生徒向けでOutlookを含まない「Home & Student 2011」は1万7850円、個人利用やSOHO向けの「Home & Business 2011」は3万4650円、教育機関が対象の「Academic 2011」は1万7850円。
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