先週のアクセストップは、山手線で発火したモバイルバッテリーのブランドに関する記事だった。
3年前にリコールがかかっている製品だったが、手持ちのガジェットがリコール対象かを都度確認している人はそう多くないだろう。発火のリスクがあるガジェットを、誰もが持ち歩いている可能性があると思うとヒヤッとする。
子ども達の夏休みが始まった。小学生の親には、夏休みの宿題のサポートは、面倒なタスクの一つだ。
ただ、工作が好きな1年生の娘は「あれが作りたい」「これも作りたい」とどんどんアイデアを出し、7月から作り始めている。YouTubeのおかげだ。
YouTubeには、あらゆるジャンルの工作動画が世界各国から公開されている。工作好きな娘のYouTubeは、おすすめに出てくるショート動画から、自分で検索して探しだす動画まで、大量にチェックしては「これがいいかな」「いや、これも」と、選びきれないほど作りたいものを見つけ出している。
昭和生まれの母としては、「そんな安易な……」と一瞬抵抗を覚えたが、自分のころの自由研究を思い出してみると、紙粘土で適当に貯金箱を作るか、学研の雑誌などをヒントに「先生受けしそう」なモノを打算にまみれて作っていただけ。純粋な探究心はみじんもなかった。
「動画だと、作り方が分かりやすすぎるし、その通りに作っても簡単すぎるのでは?」とも心配したが、娘が実際に作る様子を見ると、動画ではスムーズな作業がうまくいかないこともあり、ラクできるわけではなさそうだ。
ショート動画だとなおさらだ。短い時間ですごく簡単に作っているように見せているが、「乾かす時間」などが割愛されていて、思ったより時間や手間がかかる。そのギャップもまた面白い。
娘は夏休みの自由研究を複数出すつもりらしく、7月の時点ですでに2つ目の製作に入っている。普段は、YouTube大好きな娘に対して「この子はYouTubeばっかり見て……」とちょっとあきれていたが、 ダラダラ見ているようでいて創作意欲を刺激してくれていたことに気付き、YouTubeさまさまだ。
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