すべてはユーザーデータ保護のため──新型dynabook SSシリーズ開発陣インタビュー東芝 新型dynabook SSシリーズ(3/4 ページ)

» 2005年01月19日 17時00分 公開
[本田雅一,ITmedia]

新型dynabook SSシリーズはこうして生まれた

 新型dynabook SSシリーズの設計・開発を担当した東芝・青梅事業所では、設計どおりの品質・耐久性があるかどうかを十数種類のテストを通じて検証している。

 このページでは、これらの品質テストの様子を、ムービーとともに掲載する(編集部)。

静電気テスト

テストプログラムを実行しながら、「接触放電」(金属部)と「気中放電」(それ以外)の2種類の方法で、PCの耐静電気性を検証している

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振動テスト

xyz軸の3方向に揺さぶり、PCの耐振動性を検証している。テストは、(1)動作中、(2)電源オフ、(3)梱包材に入れた状態──の3パターンで行い、大きな揺れから小刻みな振動までリニアに変動させて影響をチェックしている

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落下衝撃テスト(短作用時間)

衝撃が外装の破損などで緩和されずにPC内部に伝わるよう金属製の台座の上にPCを固定し、その台座を金属製の土台の上に落として、衝撃が短時間に作用する状況(堅いものの上に落としたといったケース)の耐落下衝撃性を検証している

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落下衝撃テスト(長作用時間)

上記と同様に金属製台座にPCを固定し、その台座をゴムの土台の上に落として、衝撃が長時間にわたって作用する状況(比較的柔らかいものの上に落としたといったケース)の耐落下衝撃性を検証している

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自由落下衝撃テスト



規定の高さから鋼板の上に自由落下させて、耐落下衝撃性を検証している。外装および内部パーツ用緩衝材など、PC全体の衝撃吸収能力が試される。テストでは、規定の高さから落とした直後でも、問題なくPCが起動できた

キーボードトランポリンテスト

キーボードの1点に加圧して、キーボードがたわんだりしないかを検証している。主要なキーをそれぞれテストする

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キーボード打鍵テスト

人間の指先に近い弾力性の素材を先端部に付けた機械でキーボードを打鍵して、キーボードの打鍵耐久性を検証している

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パームレスト加圧テスト

人がパームレストに両手をついて椅子から立ち上がるような状況を想定してパームレストに加圧して、パームレストが割れたり、パームレストの下にある内部パーツが壊れないかを検証している。

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