19インチ液晶付きで12万円のテレパソ――ソーテック「PC STATION PV2325AR」を試す(1/2 ページ)

» 2005年04月08日 08時00分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

 現在ソーテックのデスクトップPCラインアップは4シリーズ存在する。うちスリム型ケースを使用する製品が3シリーズ、その中の最上位となるテレパソデスクトップモデルがPC STATION PVシリーズだ。

 現在今回試したモデルは、単体価格で7万9800円となっているPC STATION PV2325ARと19インチ液晶ディスプレイのキャンペーンセットモデルだ。このディスプレイは本体と同時購入により旧モデルながらプラス3万9800円で入手でき、合計約12万で実現できる19インチディスプレイ付属テレパソモデルということになる。

photo 大型筐体ではなく大型の19インチ液晶での構成。こうやって見るとごくフツーのテレパソマシンだ。添付ソフトが多くてデスクトップアイコンが多いのもメーカーマシン的。ちなみに「PV2325ARB」という型番のモデルはOffice Personal Edition付きモデルとなる

テレパソモデルとしてはフツー。でもフツーは悪いことではない

 PV2325ARの主なスペックは、CPUに2.53GHz駆動のCeleron D 325、マザーボードにグラフィックス機能付きのVIA PM800チップセット搭載製品、PC3200 DDR SDRAM256Mバイト(スロットは1つ空きあり)、7200rpmタイプの200GバイトHDD、DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ(試用機は、日立LGデータストレージ製「GSA-4163B」が搭載されていた)と、チップセット以外は、昨今のバリュークラスデスクトップPCとしては標準的な構成となっている。

 また、もちろんテレパソモデルであるため、PCIスロットにハードウェアエンコードタイプのTVキャプチャカードが取り付けられ、リモコンも付属する。メモリースティック(Proにも対応)/SDメモリカード/MMC/スマートメディア/CF(TYPE-II対応)に対応するメモリカードリーダーも備わる。

photo 付属する操作用リモコン

 この手のPCでは、チップセットにグラフィック統合コアを使うのは一般的となっているので、全体としてみれば昨今一般的なテレパソマシンと言える。メーカー製PCゆえに自分で拡張してしまうと保証外となってしまうが、空きスロットはAGP×1、PCI×2と後日のための拡張性も結構ある。

 ただし残念なのは相変わらず搭載メモリは標準256Mバイトであるということ。512Mバイトモジュール1枚に切り替えたとしても市場価格判断での差額は2000〜3000円ほど(PC3200 DDR SDRAM 512Mバイトは約5000円、256Mバイトは約3000円)だし、いわゆる「安価・バリュー」モデルであってもWindows XPをOSとするなら512Mバイトは最低載せて欲しい。

photo リアパネル表示は縦位置でも読めて、日本語表記もある親切設計だ。ちなみUSBポートはフロントパネルにも2つある
photo TVキャプチャーユニットはConexant製ハードウェアMPEG-2エンコードチップ搭載製品が使われている。ゴーストリデューサー機能がないのは都市部のTVアンテナ受信ユーザーには少々困るところだ

 TV録画・視聴・そのほか関連ソフトにはInterVideo製の「WinDVR3」「WinDVD5」「WinDVD Creator2 Platinum for SOTEC」がバンドルされている。そのほか、CD/DVD書き込みソフトに「Sonic RecordNow!」、宛名印刷・ホームページ作成・デジカメ画像管理・ドローソフトなどはアイフォー製の「筆王」「ホームページ Ninja」「デジカメninja」「かんたんラベル王」「The Graphics [ドロー] for SOTEC」、地図ソフト「Super Mapple Digital Ver.5 for SOTEC」、ウイルスチェックソフト「マカフィーウイルススキャン(90日サポート版」など、結構ソフトも入っている。

 このあたり、バンドルソフトの多さも大手メーカー製とさほど変わりのない構成のようで、同社お得意の「素うどん」ではなくちょっと豪勢に「かき揚げ・ちくわ天(エビ天ではなく)入り、(やや大盛りの)カレーライスセット」といった感じだろうか。

 なお、初心者が戸惑わないというべきなのかどうなのか、BTO項目は少ない。冒頭で19インチ液晶ディスプレイがすでに受注が終了してしまったと記載したが、SXGA表示対応の17インチディスプレイを選ぶ場合もプラス2万5800円、合計10万5620円とそこそこのコストパフォーマンスがあると言える。Officeアプリケーション(Office Personal Edition 2003:型番はPV2325ARB)はプラス2万円で追加可能となっている。

実は意外(失礼!)とマトモなパーツ構成

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月04日 更新
  1. 超大画面ディスプレイを持ち運べるスマートグラス「VITURE Beast」を2週間使って分かったこと (2026年06月02日)
  2. NVIDIAが新型プロセッサ「RTX Spark」でWindows PCに“再挑戦” 搭載PCは2026年秋に登場 (2026年06月01日)
  3. メインストリームPCにも最新技術を――Ultraのない「Coreプロセッサ(シリーズ3)」搭載AI PCは2カ月弱で70超に (2026年06月03日)
  4. デル、最新AMD Ryzen AI/Ryzen 100シリーズ搭載のCopilot+ PC「Dell S」などを発売 発表会レポート (2026年06月03日)
  5. 今度はゲームボーイ風! 7型液晶と操作ボタン付きドッキングステーション「Wokyis G7」を見てきた (2026年06月03日)
  6. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も (2026年05月29日)
  7. Windows 11のレスポンス改善が徐々に浸透中 最新アップデートの実力とMicrosoft AI戦略の転換点 (2026年06月01日)
  8. 「最初は高いが、かえって安い」顧客満足度1位を支えるモノ作り VAIOの糸岡社長が語る“値上げ”の真意と次なる挑戦 (2026年06月03日)
  9. 初の液冷やLPCAMM2採用、全モデル5G対応も レノボが熱設計を一新した新型ワークステーションなど7機種を発表 (2026年06月03日)
  10. E Ink搭載で色が変わりアニメーションも! 「BMW iX3 Flow Edition」やシャープなど電子ペーパー各社が集結 (2026年06月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー