PCが「何か遅いなぁ」と感じたとき、まずとりたい対処とその手段(4/4 ページ)

» 2005年09月09日 00時00分 公開
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PC情報をきっちりチェックする

 SuperXP Utilities Pro 3では、より細かくPC状態をチェックしておきたいというユーザー向け機能として、「ハードディスク診断」機能の大幅な向上に加え、新たに「リソースビュー」機能が搭載された。

 専門クリニック-PCケアメニューにある「ハードディスク診断(SmartHDD)」機能は、HDDに搭載されている「S.M.A.R.T.(自己監視・診断、報告)」情報を解析し、障害の発生を予測する機能である。突然のHDDクラッシュになる前に、危険を知らせてくれる頼もしい味方だ。

photo 信号機のイラストで、安全圏かどうか視覚的に分かるようになっている。このHDDの場合は青信号となっているので、安全圏内である
photo 温度やスピンアップタイムなど、こと細かなHDDの情報に関する解析結果をグラフィカルに表示してくれる。1つでもオレンジ色のしきい値より低い場合はHDD交換を考えたいところ

 リソースビュー機能は、各種ストレージやCPU、BIOS、ディスプレイ、OS メモリなど、そのPCのハードウェア情報が確認できるツールだ。ビギナーであれば、サポートセンターへPCの情報を伝えるときに役に立ちそうだ。また上級者であっても、これだけの情報を確認するには、別途ソフトを用いたり、さまざまなウィンドウを開く必要があり、まとめて見られるリソースビューはとても便利に使えることだろう。

photo PCの詳細情報を表示する「リソースビュー」。右クリックから一発で起動させることもできる
photo CPUの種類や速度、メモリ使用量などの基本情報から、CPUが持つ機能の詳細やグラフィックスカードの細かい性能(ポリゴン描画能力、ラスタ能力、曲線描画能力など)詳細を確認することができる

定期的に自動実行して快適環境を維持する

 さて、快適な環境になったのであれば、それをなるべく長く維持させたい。

 むろんこまめに起動して、「ワンクリック全自動クリーナー」を実行するだけでいいのだが、人はトラブルが起きない限り忘れてしまいがちなのである。そんな人にぴったりなのが、「スケジュール機能」だ。

 スケジュール機能では、期間や日時、シャットダウン直前などのタイミングを設定することで、ワンクリック全自動クリーナーやWindowsのディスクデフラグを自動実行してくれるもの。シャットダウン直前/システム起動直後、月/週/日/曜日別、そして開始時間の設定が行える。

photo 実行するアカウントの名前とパスワードを入力しておくことで、実行アカウントの指定もできる

ビギナー・家族ユーザーにも「クリーニング」から「高速化」までが手軽に行える

 以上のように、「SuperXP Utilities Pro 3」はWindowsのクリーニングから高速化までを、手間なく簡単に行える工夫や機能の搭載が大きな特徴だ。今回紹介した機能をすべて実行したところ、数十分の作業で、HDDの空き容量が10%も増えたことはもちろん、Windowsの起動時間が数秒短縮された(とくに体感値として、Windowsログオンからが速いと感じられた)。また、通常の操作もレスポンスもほどよく向上し、まさに快適化&高速化がらくに実現できたと言える。

 もう1つの特徴は、いままで「遅い」と感じていながらもその作業方法が分からなかったユーザーに対する機能の提供とその工夫である。ほとんどの機能とそのウインドウにその機能の意味や動きを解説してくれる「ヘルプ」ないし「ヒント」項目が備わっている親切さである。そして電話サポートの強化も挙げられる。従来の「2インシデント制サポート (3回目以降は有償)」というシステムを変更し、購入・登録ユーザーであれば「1年間何度でも利用できる無償サポート」となった。

 ビギナー・家族ユーザーにも「クリーニング」から「高速化」までが手軽に行える工夫と、強力な機能を兼ね備えたSuperXP Utilities Pro 3は、すべてのWindowsユーザーにお勧めできる高機能なユーティリティーソフトだ。

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