アイ・オー、LAN接続対応のTVチューナー「AVeL Link Tuner」発表:LAN TVチューナー

» 2005年11月08日 19時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は11月8日、LAN接続型TVチューナーユニット「AVeL Link Tuner AVLT1/GXW」を発表、12月上旬より順次発売を開始する。価格は4万7700円。

photo ダブルチューナー+LAN配信・共有機能を備える「AVeL Link Tuner AVLT1/GXW」

 AVeL Link Tuner AVLT1/GXWは、LAN配信機能を備え、家庭内の好きな場所でTV視聴を可能とするネットワーク接続型のTVチューナーユニット。LAN接続されたPCにてTV機能を共有でき、ダブルチューナー仕様にて2クライアントぶん同時使用かつ個別チャネルの番組視聴ができる。TVアンテナより受信したデータは本体のXCode IIにてMPEG-2エンコードされ、そのデータをLANに載せるという仕組みとなっている。

 筐体デザインは、一般的な家庭用AV機器と同位置に置かれることを想定し、色・形状を合わせたものとなっている。

 内蔵するエンコードチップは「XCode II-L」。高画質化回路なども同時に発表された「GV-MVP/GX2W」とほぼ同一スペックとなる。おそらく本体内基板上にGV-MVP/GX2Wがそのまま搭載されていると予想される。

photo 背面は、100BASE-TX LAN端子とキャプチャーカードに備わるTVアンテナ入力、S-Video/RCA入力端子が備わる
photo  
photo チューナー/エンコードの詳細設定はWebツールにて行う。0.1Mbps刻みで配信するMPEG-2データのエンコード設定なども行える

 なお、12月上旬の発売時点ではデジオン「DiXiM」でのTV視聴のみ可能となっているが、2006年初旬を目標にクライアントPCでの録画も可能とする同社製TV視聴・録画ソフト「mAgic TV」の提供が予定されている。

 AVeL Link Tuner AVLT1/GXWの主な仕様は以下の通り。

製品名AVeL Link Tuner AVLT1/GXW
搭載プロセッサFreescale「MPC8241」
ハードウェアエンコード対応形式MPEG-2
エンコードチップViXS「XCode II-L」
搭載チューナーソニー製Hi-Fiスプリットキャリアチューナー 内蔵2基(内部分配)
高画質化機能3次元ノイズリダクション、3次元Y/C分離、ゴーストリデューサー、画質補正、フレームシンクロナイザ、10ビットA/D変換、ダイレクトプレビュー
搭載インタフェースUSB2.0、100BASE-TX
映像ビットレートMPEG-2 MP@ML 1M〜15Mbps(Full D1、VBR/CBR) 0.1Mbps単位で設定可能
画素数720×480ピクセル(Full D1)、352×480ピクセル(Half D1)
フレームレート29.97fps
音声ビットレート192K、224K、256K、320K、384Kbps(MPEG-1 Audio Layer-II)
搭載インタフェースアンテナ入力×1(内部分配)、S-Video×1、RCA映像×1、RCA音声左右×各1
本体サイズ430(幅)×267(奥行き)×50(高さ)ミリ
発売2005年12月上旬
価格(税抜き)4万7700円

 なおLAN接続型TVユニットというと、2005年8月にカノープスより「DNT-888L」(レビュー参照)という製品もすでに発表されているが、こちらはシングルチューナーながら、かつ設定可能な最大ビットレートを8Mbpsとしながらも、クライアントPCにて録画が行える仕様となっている。

 Link Tunerでは、録画機能は当初こそは対応されていないが2006年初旬予定にて、録画対応の「mAgicTV」を公開するとしている。LinuxベースのOSを用いているため、録画機能以外にも多々の機能追加も想定される。たとえばUSB接続タイプのTVキャプチャーユニットを別途接続してチューナー数を増加させたり、外付けHDDを接続してPCレスで直接録画も行えるようにする(バッファロー「Link de 録!!」のような感じか)などの機能追加も期待できそうだ。

photo ちなみに本体ある2つのPCIスロットには、キャプチャーカード1枚のみが搭載されている。そのため、もう1枚GV-MVP/GX2Wを別途増設して、4チューナー仕様にといったことも可能になるかもしれない。この場合は100BASE-Tだとやや帯域が足りなくなる可能性もあるが

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