コンパクトで高性能、そして静音性を実現したキューブベアボーン──「WiNDy JULA Type i945」ベアボーンキット(3/6 ページ)

» 2005年11月25日 13時00分 公開
[河野寿,ITmedia]

工作精度は高く、垂直が出ていないとか、穴の位置がズレているということはない

 このほか、フロントにはUSB2.0やIEEE1394とサウンド入出力、S/PDIFなどのインタフェースが出ている。当然、これらのインタフェースはUX945Gにすべて用意されているので、ケースには備わっているが使えないインタフェースがある……というような自作PCにありがちなことももちろんない。

photo フロントインタフェース部分

 では、内部を見てみよう。内部へのアクセスには、背面に4つあるローレットスクリュー(手回しネジ)を外せば簡単にカバーがはずれるようになっている。

photo 細かいところだが、ローレットスクリューにもワッシャーがはめられておりケース本体を傷つけないようになっている

 カバーもアルミ素材でできているため非常に軽い。使用されているアルミの板自体はさほど厚いわけではないため、静粛性が保てるか第一印象ではやや疑問ではあったが、工作精度は高く、いわゆる安物ケースにありがちな垂直が出ていないとか、穴の位置が微妙にズレているというようなことはない。

 ところで、電源ユニットもローレットスクリューで止められている。本体カバーはともかく、電源は「なぜ?」と思ったが、それは実組み立てに入ったところで分かった。これは後ほど述べることにする。

 ケース内部の冷却機構部分に目を移そう。

 12センチの背面ファンと電源ファンが排気を担う。吸気は側面にある吸気口からなされる感じだ。12センチの大型ファンは静かな傾向にあるだろうが、これひとつで本体内部を冷却できるのかという疑問もちょっと湧いてくる。そう思って一番熱を出すと思われるCPU部分を見ると、これには8センチの横向きファンが取り付けられている。ベアボーンキットでよく使われている冷却ファンだが、これによってCPUの熱はケース側面より排出されるようだ。つまり、背面ファンで排出されるのはCPU以外の熱なので、大きなファンでゆったり排出する程度でも大丈夫なのだろう。

photo CPUファンの空気はこの写真手前から向こう側に流れる

 最近のキューブ型のトレンドといってしまえばそれまでだが、こうやって冷却風の分離を行うことで、結果的に静音化にも貢献しているものと思われる。

組み立てはほどよく容易。電源設置にローレットスクリューが用いられている理由も分かった

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月13日 更新
  1. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  2. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  3. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  4. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  5. オンプレミスAIを高速化する「AMD Instinct MI350P PCIe GPU」登場 グラボ形態で既存システムに容易に組み込める (2026年05月11日)
  6. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  7. USB Type-Cの映像出力をワイヤレスでHDMI入力できる「エレコム ワイヤレス HDMI 送受信機セット DH-CW4K110EBK」がセールで1万2580円に (2026年05月08日)
  8. 過去最高の受注急増と苦渋の全モデル受注停止――マウスコンピューター 軣社長が挑む“脱・メーカーのエゴ”と激動の2026年 (2026年05月11日)
  9. サンワ、サイドホイールを備えた多機能ワイヤレスマウス (2026年05月11日)
  10. ノートPCとスマホを同時急速充電できる「Anker Charger (140W, 4 Ports)」がタイムセールで8990円に (2026年05月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年