ニュース
» 2006年01月20日 14時55分 公開

「AMD LIVE!」だけじゃない2006年のAMD

日本AMDが2006年のビジネスプランを報道陣に説明。彼らは、年頭に打ち出した「AMD LIVE!のコンシューマー市場展開」のほかにも「キーワード」を用意して、「CPUの競合他社」に立ち向かう。

[長浜和也,ITmedia]

 日本AMDが「AMD LIVE!ブランドのコンシューマー市場への展開」を年頭に打ち出してから、国内では初めて公の場に姿を見せた同社代表取締役社長のディビット・M・ユーゼ氏は、当然「AMD LIVE!」について言及。

 しかし、“AMD LIVE!はHD品質のムービーやオーディオを実現するシステムを、高い柔軟性を持った構成で、ハイエンドプロシューマーだけでなく、一般のコンシューマーユーザーにも提供する”といった、すでにリリースでも紹介されている内容を説明。具体的なイメージについては「近い将来、イベントやプロモーションによってAMDのビジョンを見せることになるだろう」と述べるにとどまった。

 「マルチタスクでCPUに最も厳しい環境を求めるのは家庭のリビングだ。子どもはベッドルームでHDムービーを楽しみ、パートナーはキッチンでインターネットにアクセスする。AMDのデュアルコアCPUがそのパワーを提供する」(ユーゼ氏)

「過去のAMDは“安価なローエンド”と見られていたが、今では“ハイエンドならAMD”と認識されている」と述べるユーゼ氏。「クライアントにOpteronソリューションを提供している企業は、それをできない企業のシェアを奪っている」と、好調だった2005年における企業向けサーバビジネスもアピールした

 「AMD LIVE!」というキーワードで2006年の幕を明けたAMD。しかし、用意していたのはそれだけではない。AMDは「Performance Per Watt」(ワット性能)という言葉を2006年のメインテーマもアピールした。

 「我々の競争相手は昨年の秋あたりから“ワット性能”を口にしているが、AMDはもっと以前からこのことの重要性を認識していた」(ユーゼ氏)と説明するAMDは、「2Pのサーバシステムで“競合相手”とAMDのシステムは220%の効率が異なる」といった具体的なデータを示し、AMDの優れた「ワット性能」をアピールした。

 「クライアントは10%、20%程度の性能向上ではサーバシステムの更新は考えない。しかし、220%といった大幅な違いに気が付くと、システムの更新を考えるようになる」(日本AMDマイクロプロセッサソリューション本部長 多田和之氏)

デュアルコアXeonの2PサーバとデュアルコアOpteronの2Pサーバを比較した場合、性能比でOpteronはXeonの131%。しかし、消費電力を加味した「ワット性能」比で比較するとOpteronはXeonのなんと220%にも達する、というのがAMDの主張

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう