スイングもスライドもダブルOK!な液晶一体型PC――NEC「VALUESTAR G タイプS」ダイレクトPC最前線(2/2 ページ)

» 2006年10月24日 15時30分 公開
[南里純一&ダイレクトPC取材班,ITmedia]
前のページへ 1|2       

TV機能は地上アナログのシングルチューナーのみ

 VALUESTAR Wとはっきり差別化が図られているのがTV機能で、視聴や録画はアナログ放送のみに限られ、デジタル放送には対応していない。直販モデルのBTOメニューでもデジタルチューナーやアナログ放送のダブルチューナーは用意されておらず、TV機能を重視するならばVALUESTAR Wをという棲み分けができている。

 TVチューナーは3次元Y/C分離やゴースト低減などの画質改善機能を網羅しており、画質面でもしっかりと配慮がなされている。もちろん、高画質エンジンのVISITALによる美しい表示や、Windows XP Embeddedを使ったインスタント時でもTV番組の視聴や録画、予約、DVD-Video/音楽CDの再生、HDD内の動画(MPEG-2/WMV/SmartVisonの録画ファイル)、静止画(JPEG/BMP)、音楽ファイル(MP3/WMA/WAV)の再生が行えるなど満足できる内容だ。

 なお、TVチューナーを搭載する場合は液晶ディスプレイが20インチワイドで(17インチは不可)、OSがWindows XP Media Center Edition 2005(Windows XP Home Editionは不可)になる点は注意したい。

キャンペーンを使ってお得にマシンを手に入れよう

 液晶一体型PCということもあり、BTOでカスタマイズできる部分はセパレート型と比較して少なめだが、主要なパーツは一通り変更が可能だ。CPUの選択肢が2つと少なめで、地上アナログのダブルチューナーを選べないなど物足りなさを覚えるが、店頭モデルには見られないスペックを実現可能なのは直販モデルならではのアドバンテージだ。

 原稿執筆時はオータムフェアが開催中で、10月26日15時までの期間限定で本体価格が15%オフ、送料(2625円)が無料、保証期間を3年に延長する安心保証サービスが半額以下で追加できる。こういったお得なキャンペーンが随時行われており、タイミングが合えばかなり出費を抑えられるのもダイレクトPCならではの醍醐味(だいごみ)だ。

 エントリーモデルならではの割り切りも必要だが、最小構成価格で16万6215円と液晶一体型PCとしては手ごろな価格を実現しており、前述のキャンペーンを利用すればさらに安価に本機を手に入れられる。気軽に利用できるカジュアルなPCを探しているならば、本機は有力な候補の1つに挙げられるだろう。


使い勝手とコストパフォーマンスを重視した1台に――南里純一のオススメBTO

BTO内容と項目
CPU Core Duo T2300E(1.66GHz)
メモリ 1024Mバイト(512Mバイト×2)
HDD 300Gバイト
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
液晶ディスプレイ 20インチワイド
画面解像度 1680×1050ドット
TV機能 アナログ
無線LAN なし
OS Windows XP Media Center Edition 2005
そのほか PC3年間出張修理保証サービスパック
価格 21万8038円(キャンペーン適用ずみ)
価格は2006年10月24日現在

 今回は、登場まで残り3カ月に迫ったWindows Vistaへの移行を見すえた構成にした。

 まず液晶ディスプレイだが、大きさだけでなく解像度の高さでも有利な20インチワイドを選択した。17インチ液晶がスーパーシャインビューEX液晶なのに対し、20インチワイドは視野角や色再現域に優れるスーパーシャインビューEX2液晶を採用しているのも見逃せない。2万55円という価格差も納得できる範囲だろう。

 CPUはパフォーマンスを優先して店頭モデルにはないCore Duo T2300E(1.66GHz)を選んだ。ほかにも、メモリ容量は1Gバイトに増やし、TV番組の録画を考えてHDDは300Gバイトを選択している。

 店頭モデルとは異なり、TV機能や無線LAN機能は任意に有無を選択できるのも魅力だが、TV機能を外すとOSがWindows XP Home Edition(SP2)になるとともに、液晶ディスプレイは20インチワイドが選択できなくなるといった制約がある。そのため、TV機能は取り入れつつ、無線LANは省いて低価格化を図った。

 価格は25万円を超えてしまったが、キャンペーンを活用することで22万円を切る価格で購入できたので満足感は高い。


とことん安価な液晶一体型PCをゲットする――ダイレクトPC取材班のオススメBTO

BTO内容と項目
CPU Celeron M 430(1.73GHz)
メモリ 1024Mバイト(512Mバイト×2)
HDD 80Gバイト
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
液晶ディスプレイ 17インチスクエア
画面解像度 1280×1024ドット
TV機能 なし
無線LAN IEEE802.11a/g/b
OS Windows XP Home Edition
そのほか なし
価格 15万1458円(キャンペーン適用ずみ)
価格は2006年10月24日現在

 昨今の液晶一体型PCは、どうしても大柄かつ多機能で重厚長大なモデルになりがちであった。そこで、とことんシンプルで安価な液晶一体型PCを目指した。

 価格面だけを最優先すれば最小構成を選べばいいのだが、それでは使い勝手に支障があるので、メモリを1Gバイト(512Mバイト×2)に増やし、IEEE802.11a/g/b対応の無線LAN機能を追加した。デスクトップPCながら後者を追加したのは、少しでもケーブルを少なくしたいことと、PCの設置場所が無線LANルータと離れたところだったためだ。このようなケースでは、無線LANの有無が意外と大事だったりする。

 欲を言えば20インチワイドを選びたかったが、前述のような制約があるので今回は見送っている。キャンペーン適用前でも18万円を切ることができるが、本体価格の15%オフのサービスを適用することで、15万円ちょっとで液晶一体型PCを手に入れられるのが魅力である。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  8. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  9. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
  10. Steamで「サマーセール2026」開催中! 「BIOHAZARD requiem」など新作も値下げ (2026年06月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー