山手線ぐるぐるベンチマーク――ワンセグチューナー徹底比較(第3回)最強モデルはどれだ!(2/2 ページ)

» 2007年01月19日 15時54分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]
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東京&五反田以北では、機種によって結果に大差

 結果は以下のとおり。最大の7チャンネルを受信できた場合をオレンジ色、受信できる局がなかった場合を紫色に塗り分け、色でだいたいの傾向をつかめるようにしている。なお、受信感度は電車の混み具合や座席の位置など、複数の環境が影響するため、あくまで参考値として見て頂きたい。

 東京タワーのある浜松町駅を中心にした3〜4駅は、どの機種でも良好な環境で受信できていたが、東京駅と五反田駅より北の駅では、機種によって結果が大きく変わった。良好だったのはW-oneで、SEG CLIPがこれに準じる。東京タワーから最も離れた巣鴨駅や駒込駅でも、ほとんどのチャンネルを受信しており、映像の欠落も少なかった。

 両日のW-oneの結果から、一日目のほうが若干環境が悪かったと判断すると、ちょいテレとMonster TV 1Dの差は、表で見るよりも小さいと考えることができる。受信不能になった駅はなく、どこかの局は必ず受信できた。ただ、池袋〜代々木間では、映像が途切れ途切れになり、視聴するには厳しい状態が続いた。

 LDT-1S200Uは、LDT-1S100Uにくらべて良好な受信感度が得られたが、こちらも東京タワーから離れた駅ではコマ落ちが多く発生した。とはいえ、体感としては上記の結果よりは良好な受信環境だった印象がある。2回のテストで異なるチャンネルを受信する場合が多かったため(2回とも受信できないとカウントしない)、結果に反映されにくかったようだ。LDT-1S100Uに比べて、確実に感度は上がっていると感じた。

 各製品の機能面での差異と同様に、受信感度も機種によって大きく異なる実験結果が得られた。通勤中の暇つぶしにワンセグチューナーを利用する人は、特に走行中の感度に注目して購入するのがよいだろう。今回のベンチマークはかなり限定的なテストだが、これらの結果から判断すると、受信性能を重視するならW-one、データ放送受信など機能も含めた総合的な能力で見ればSEG CLIPがおすすめと言えそうだ。

 ただし、モバイル用途ではなく特定の場所に据えて視聴する場合は、高感度アンテナが利用できるちょいテレなどの製品は対処が取りやすい。また、そもそも想定している視聴場所の受信環境がよければ、自分の好みのインタフェースを持つ製品を選んでも後悔はしないだろう。今回の記事が数多いワンセグチューナーを選ぶうえで一助になれば幸いだ。




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