ゲスト講演のマイクロソフトは、深夜発売の店舗情報を報告したあとに、Windows Vista Ultimateだけで追加できるツール群「Windows Ultimate Extras」に関するデモを国内で初めて披露した。
最初は、「Multi-user interface language (MUIL) packs」について。複数のランゲージパックをインストールして、切り替えできるようにすうツールだ。複数の言語圏のユーザーがVistaマシンを共有する際などに役立つ。
続いて、ムービーを壁紙に指定できる「DreamScene」を実施。しかし、デュアルディスプレイ環境での実施は、マイクロソフトの“カリスマSE”三橋氏も未体験だったとのことで、正常に表示されなかった。シングルディスプレイに切り替え、滑らかに動くムービーを背景にして、ウィンドウを軽快に動かして見せた。


マイクロソフトのカリスマSEこと、三橋氏(写真=左)。MUILにより、日本語から英語インタフェースへ簡単に切り替えられる(写真=中央)。カリスマSEをも苦労させた「DreamScene」のデモ(写真=右)講演が終わったところで、AMDはお決まりの“メガタスキング”デモを実施。Quad FXマシンで、HDV動画の再生と3Dベンチマーク、ExcelベンチにRAWデータのダウンコーディングを同時に行い、快適な操作性が持続することをアピールした。
イベントの最後には、半ばお遊びの体裁で、Athlon 64 FX-74のオーバークロック(AMDでは“チューンナップ”と呼ぶらしい)を実施。3.0GHzの動作クロックを3.117GHzまで引き上げても、問題なく動作した。
AMDのあるスタッフは「メーカーとしてはあくまで推奨することはできませんが、チューンナップを楽しみにしている人も多いようですね。AMDのCPUは個体差が少ないので、2個のCPUを同じクロックで動作させるQuad FXでも、今までのように楽しめるのではないでしょうか」と話してくれた。
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