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デスクサイドで使える省スペース型ネットワークスキャナ「ScanFront 220P」――キヤノンタッチパネルで快適操作

» 2007年06月21日 13時00分 公開
[ITmedia]

小型・簡単操作を実現したドキュメントスキャナ

ScanFront 220P

 キヤノンマーケティングジャパンは6月21日、省スペースボディを採用するネットワーク対応ドキュメントスキャナ「ScanFront 220P」を発表、7月下旬より発売する。標準小売価格は26万400円(税込み)だ。

 ScanFront 220Pは、オフィス内におけるチーム単位でのデスクサイド利用を想定した“チームスキャナ”のコンセプトで設計された新型コンパクトスキャナで、8.5インチタッチパネル液晶による簡単操作が特徴だ。スキャン画像の確認のほか、送信先の設定(フォルダ/FTP/メール/USBメモリ)もGUIインタフェースから行える。セキュリティ機能として指紋認証センサを標準で搭載するほか、パスワード認証も設定可能で、サーバ認証としてはNTLM V2とKeyberos認証をサポートしている。また、ユーザーごとの送信先登録/送信制限機能を備えており、万一の誤送信などを未然に防止することもできる。

 読み取りセンサはCISで、A4から名刺サイズまでの混在原稿スキャンを行える。0.06ミリ厚の薄紙だけでなく、0.76ミリ厚以下ならば免許証やクレジットカードのスキャンにも対応する。また、斜行補正や白紙スキップ、裏写り/地色除去機能、PDF出力機能なども利用できる。

 生成可能なファイル形式はPDF/TIFF/JPEGで、PDFファイルは高圧縮/テキストOCR付きPDF/暗号化PDFをサポートする。なお、本体内蔵のWebサーバを利用するため、クライアントPCからリモート設定が可能だ。

タッチパネルの8.5インチTFT液晶ディスプレイを搭載する(写真=左)。中央の写真は給紙トレイを開いた開いた状態で、右の写真が折りたたんだ収納状態だ

 スキャン速度は片面カラー時で9枚/分、片面モノクロ時で26枚/分、両面カラー時で9面/分、両面モノクロ時で35面/分(ともにA4縦/200dpi時)だ。本体サイズは収納時で310(幅)×234(奥行き)×158(高さ)ミリ、利用時で310(幅)×545(奥行き)×220(高さ)ミリ、重量は約3.2キロとなっている。

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