レビュー
» 2007年08月07日 12時00分 公開

このノートPCはバケモノかっ!?――TWOTOP「VIP Note LX」こいつ…違うぞ。装甲も、パワーも!(2/3 ページ)

[兼子忍,ITmedia]

高い拡張性――3基の2.5インチHDDベイを搭載

 外装にブルーの光沢塗装を施した本体は、397(幅)×298(奥行き)×51〜60(高さ)ミリと巨大で、重量も5キロを軽く超えることから、家の中で設置場所を変えつつ利用するホームモバイルPCとして使うのさえ抵抗を感じる。不要な時に収納する程度の機動性はあるが、実質的には完全な据え置きノートPCとして利用するのが正解と言えそうだ。

 その一方で拡張性は極めて高く、底面中央に2基、ネジ3本で止められたバッテリーの裏に1基、合計3基の2.5インチHDD専用ベイを搭載している。なお、底面の後半を覆う大きなカバーを取り外すと、CPU、メモリ、グラフィックスチップそれぞれに用意された合計4基の冷却用ファンが姿を現し、メモリスロットはそのファンの下にある。着脱作業はちょっと面倒だが(カバー固定用の10本、ファン固定用の5本のネジを緩める手間がある)、カバーとファンの着脱に使う工具はドライバのみなので、ユーザー自身によるメモリ交換も難しくはない。

ファンノイズはやはり少し大きい

 4基ものファンを内蔵するだけに動作中のファンノイズが気になるところだ。吸気口は底面、排気口は背面と右側奥と、いずれも風切り音が直接耳に届かない位置に設けられるが、ゲームを起動すると特に背面のグラフィックスチップ冷却ファンの排気口からは大きなファンノイズが聞こえてきた。

 発熱量の大きなシステムを安定動作させるためには仕方のないこととはいえ、特に周囲が静かな夜間には、ヘッドフォンを着用したほうがよさそうだ。なお、動作中はキーボード面の左半分に暖かくなったが、長時間手を置くのがためらわれるほどではなかった。

 17インチのワイド液晶は1920×1200ドット表示に対応し、作業性が非常に高い広大なデスクトップ領域を利用可能だ。表面に光沢処理が施されるため、日光や照明の映り込みによる視認性の低下に注意したい。一方、横方向の視野角は十分に広く、良好な画質でゲームを楽しむことができた。

デスクトップPCと肩を並べる操作性

 キーボードは19ミリピッチのフルキー部の右側に独立したテンキーを配置し、デスクトップPCに近い操作性を実現している。右側のCTRLキーがカーソルキーと密接している点を除けばイレギュラーな配列はなく、タイプミスを誘う要素は皆無と言っていい。ただし、テンキーを搭載するためフルキー部の中心は画面の中央から若干左側にずれている。慣れるまでは操作にわずかな違和感を覚えるかもしれない。

 タッチパッドはスクロールボタンのない2ボタンタイプだが、操作面の右端に上下スクロール専用エリアが用意され、Webサイトの閲覧中などでも簡単に画面をスクロールできる。なお、ボタンはストロークが浅く、押し心地も硬いことから、ボタンの内側はクリックしづらいことがあった。

 インタフェースは、前面にサウンド関連の端子、背面にDVI-D出力端子、右側面に4基のUSB 2.0を並べ、残るメモリカードスロットとExpressカードスロット、IEEE1394(4ピン)、有線LAN(1000BASE-T)などは、すべて左側面に搭載されている。DVDスーパーマルチドライブも左側面にあるので、右ききのユーザーにとっては少々使いづらいレイアウトかもしれない。

写真は左から、本体前面/背面/左側面/右側面。主要な端子は左側面に集中している

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