堅実なタブレットPCはペンでもタッチでも操作よし!──デル「Latitude XT」(2/2 ページ)

» 2008年02月06日 16時00分 公開
[笠原一輝,ITmedia]
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「パッド」「スティック」が用意されたポインティングデバイス

 すでに述べたように本製品はコンバーチブルタイプのタブレットPCなので、クラムシェルで利用できるキーボードやポインティングデバイスが用意されている。

 キーボードはカーソルキーのうち上矢印キー以外が1段下がった6列配列を採用する。上矢印キーの左右に「PageUp」と「PageDown」があって、これを間違って押してしまいそうなのは気になるが、それ以外には変則的な配列はない。キーには適度なストロークも確保されており、入力しづらいと感じることはなかった。

 ポインティングデバイスはスティック型(トラックスティック)とタッチパッド型のデュアル構成となっているので、ユーザーは自分の使いやすいデバイスを選択できる。液晶ディスプレイの脇には指紋センサも用意されており、これを利用してパスワードを入力しなくてもWindowsへログイン可能だ。

 バッテリーは標準で4セルパックが用意される。28ワットアワーと容量は少ないが、オプションで6セルパックが用意され、そちらは42ワットアワーと大容量だ。ほかにも、本体下部に装着する「バッテリスライス」と呼ばれるセカンダリバッテリーパックもある。バッテリー駆動時間を重視したいユーザーは、これらのオプションを選択するといいだろう。セカンダリーバッテリーを利用すると、最大で9.5時間(メーカー公称値)のバッテリー駆動が可能になる。

Latitude XTのキーボードレイアウトは6列を採用。ポインティングデバイスにはタッチパッドとトラックスティックの2種類が実装される
電磁誘導式と感圧式の両方に対応するLatitude XTは電磁誘導式用の専用ペンが用意されている
仮に電磁誘導専用ペンがなくなったとしても指でなぞれば操作は続行できるが、なくさないほうがいいわけで、このようなホルダーとペンストラップスロットも用意されている

左側面(画像左端)にはIEEE 1394とUSB 2.0、右側面(画像右端)には無線LANモジュールのオンオフスイッチ、無線LAN検索ボタン、USB 2.0、Expressカードスロット(54ミリ、34ミリ対応)、SDメモリーカードスロット(SDHC非対応)が、背面(画像中央右側)にはアナログRGB、タブレットバックボタン、スクロールコントロールボタン、有線LAN、パワードUSBが、それぞれ用意されている

本文ではUSBで接続して光学ドライブなどのデバイスを利用する「D-bay外付けメディアモジュール」を説明しているが、ほかにも、本体底面に取り付けて使うオプションが用意されている。「バッテリスライス」(写真=左)と「メディアベース」(写真=右)

メディアベースを取り付けると、Latitude XTで利用できるインタフェースを拡張できる。左側面(画像左端)ではUSB 2.0と光学ドライブ、右側面(画像右端)ではUSB 2.0、背面(画像中央右)ではシリアルとDVIがそれぞれ追加される

強力なスペックと明るい液晶ディスプレイを求めるなら有力な候補に

ACアダプタも小型化が進んだ。サイズは16×63×88ミリ、重さは195グラム(ケーブルを含む)

 繰り返しになるが、Latitude XTは、電磁誘導方式と感圧式という2方式に対応したタブレット用液晶パネルを採用し、オプションで、タブレットPCとしては高輝度な液晶パネルも選択できる。加えて、CPUにCore 2 Duoを、ストレージにSSDを搭載できるなど、携帯重視のノートPCとしてのスペックも充実している。ビジネス利用で重要となるOSの選択肢も、Windows XP Tablet PC Edition、Windows Vista Business、Windows Vista Ultimateが用意されているほか、英語版も選択可能だ。こうしたOSの自由度もLatitude XTの特徴として評価できる。

 高いスペックを実装しながらも、筐体の厚さは25ミリ、重量は1.62キロ(4セルバッテリー時)と携帯性も悪くない。そうした意味では、スペックやOSを柔軟に構成でき、かつ、ビジネス利用に耐えうる本格的なタブレットPCを探しているユーザーには、検討してみる価値がある製品と言えるだろう。

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