Vistaの快適操作に磨きをかけた夏モデルが登場――NEC「LaVie/VALUESTAR」2008年PC夏モデル(1/2 ページ)

» 2008年04月16日 11時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

LaVieシリーズの特徴

ラインアップ

ハードウェア

  • 15モデル中14モデルでデュアルコアCPUを搭載
  • 15モデル中11モデルで2Gバイトのメインメモリを標準搭載
  • 45ナノメートルプロセスルールの新型Core 2 Duoの採用
  • Blu-ray Disc搭載モデルは1モデルのまま
  • ワンセグ内蔵モデルがなくなる
  • 全モデルでDLNAの認証を取得しDTCP-IPへの対応を強化

ソフトウェア

  • 全モデルのOSにWindows Vista Home Premium(SP1)を採用
  • 全モデルでOffice Personal 2007(SP1)を採用
  • TVキー局のガジェットを搭載
  • SmartVisionのおまかせ録画機能を強化
  • バックアップ/復旧ソフトウェアの使い勝手を向上

VALUESTARシリーズの特徴

ラインアップ

  • 新シリーズの投入は見送り
  • 水冷PCのVALUESTAR WシリーズのTV機能なしモデルがなくなる
  • VALUESTAR Nシリーズの15.4インチワイドで地デジモデルがなくなる

ハードウェア

  • 全モデルでデュアルコアCPUを採用
  • 9モデル中8モデルで2Gバイトのメインメモリを標準搭載
  • Blu-ray Discドライブ搭載機が2モデルに増加
  • 地上デジタル放送対応モデルが4モデルに減少
  • セパレート型PCのVALUESTAR Lシリーズのボディデザインを一新
  • VALUESTAR L スリムタイプでワイド液晶ディスプレイを採用
  • 全モデルでDLNAの認証を取得しDTCP-IPへの対応を強化

ソフトウェア

  • 全モデルのOSにWindows Vista Home Premium(SP1)を採用
  • 全モデルでOffice Personal 2007(SP1)を採用
  • TVキー局のガジェットを搭載
  • SmartVisionのおまかせ録画機能を強化
  • バックアップ/復旧ソフトウェアの使い勝手を向上


デュアルコアCPUと2Gバイトメモリの搭載が一段と加速

新カラーのポタリーホワイトを採用したLaVie J LJ730/MG6

 4月16日、NECが個人向けPC「LaVie/VALUESTAR」シリーズのモデルチェンジを行った。店頭販売向けに全24モデルが投入され、4月中旬から順次発売の予定だ。同社の直販チャンネルNEC Directでは従来通りBTOに対応したモデルが購入できる。なお、ここでは先日発表されたホームサーバ・クライアントソリューション「Lui」に属する「VALUESTAR R Luiモデル」は含んでいない。

 この夏モデルでは新シリーズの追加が行われず、既存モデルのラインアップ再編やブラッシュアップが基本路線となる。また、ハードウェアとソフトウェアの両面からWindows Vistaや地上デジタル放送を快適に操作できるよう工夫が施されている。

 具体的には、デュアルコアCPU搭載モデルの増強だ。ノートPCでは15モデル中14モデル(カラーバリエーションモデルを含む)、デスクトップPCでは9モデルすべてでデュアルコアCPUを採用し、使い勝手を高めている。一方、標準で2Gバイトのメモリーを搭載したモデルはノートPCで15モデル中11モデル、デスクトップPCで9モデル中8モデルと、春モデルより若干減少しているが、これはLaVie Jに1Gバイト搭載機が3モデルあるためで、それを除けばほぼ春モデルを維持している格好だ。

 8月に開催される北京オリンピックをにらんで、TV機能を強化しているのも2008年夏モデルの特徴だろう。おまかせ録画機能では、あらかじめ北京オリンピック関連のキーワードがプリセットされ、リモコン操作でおまかせ録画のオン/オフの切り替えが可能だ。加えて、DLNA/DTCP-IP対応モデルが拡大し、TV機能を持たないモデルでもホームネットワーク経由で録画番組を視聴できるようになった(一部を除く)。

 細かいところでは、OSやソフトウェアだけを簡単操作でトラブル前に戻せるインスタントリストア機能の「Roxio BackOnTrack」を備えたり、PC初心者をターゲットにした「ぱそこんのいろは3 Office 2007編」やWindowsサイドバーに登録できるランチャツール「おすすめメニューガジェット」がプリインストールされた。

ボディの共通化が進むLaVieシリーズ

 まずノートPCのLaVieシリーズは、フラッグシップとなる「LaVie C」と、主力モデルの「LaVie L アドバンストタイプ」「LaVie L スタンダードタイプ」、そして2月に登場したばかりのモバイルPC「LaVie J」でラインアップが構成される。

 新シリーズの追加は行われていないが、LaVie L アドバンストタイプLaVie L スタンダードタイプそれぞれでボディや内部システムの共通化が図られ、同じシリーズ名でありながら外観などが異なるという、これまであった分かりにくさが解消された。

 地上デジタル放送対応モデルは2モデル、Blu-ray Discドライブの搭載は1モデル(ともにLaVie Cシリーズ)と春モデルを引き継いでいるが、ワンセグ内蔵モデルがなくなり、ハードウェアによるAV機能の強化は見送られた格好だ。

 一方、カラーバリエーションでは、これまでのLaVie L スタンダードタイプの全5色(直販のNEC Directは全6色)に加え、LaVie Jに新色のポタリーホワイトが追加され、ピアノブラックとあわせて2色展開となった。

「Simple Clean style」と呼ばれるボディを採用したLaVie L LL850/MG(写真=左)。上位モデルと同じシステムに統一されたLaVie L LL370/MG(写真=中央)。店頭向けLaVie L スタンダードタイプは従来と同じ全5色で展開される(写真=右)

全モデルでデュアルコアCPUを採用したVALUESTARシリーズ

 LaVieシリーズと同様、デスクトップPCのVALUESTARシリーズも新モデルが投入されず、マイナーバージョンアップが大半を占める。ラインアップは、水冷システムの導入で抜群の静音性を備えた「VALUESTAR W」およびスリムな「VALUESTAR N」という液晶一体型PCをはじめ、セパレート型の「VALUESTAR L スタンダードタイプ」と「VALUESTAR L スリムタイプ」で構成される。

 特に拡張性を重視したVALUESTAR L スタンダードタイプでは、夏モデルでメモリスロットが春モデルの倍にあたる4基に増え、拡張スロットも増加するなどさらなる拡張性の強化とともに、Blu-ray Discドライブ搭載モデルが復活するなど機能強化も行われた。横幅が約66ミリのスリムボディが魅力なVALUESTAR L スリムタイプでは、Vista時代に即して液晶ディスプレイがスクエアタイプからワイドタイプになった。

 設置面積が少なくて済むVALUESTAR Nはラインアップが全4モデルから3モデルに減る一方で、全モデルともデュアルコアCPUを採用して性能強化が図られている。

新デザインのボディを採用したVALUESTAR L スタンダードタイプ(写真=左)。19インチワイド光沢液晶ディスプレイが付属するVALUESTAR L スリムタイプ(写真=中央)。全モデルでデュアルコアCPUを搭載したVALUESTAR N(写真=右)

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