“質実剛健”なミニタワーPC「Endeavor MT7900」を検証クアッドコアもRAIDも選べる(2/2 ページ)

» 2008年07月17日 17時43分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
前のページへ 1|2       

基本性能もしっかり進化、快適なWindows Vista環境を実現

Windows エクスペリエンス インデックス

 それではパフォーマンスをチェックしていこう。評価機はCore 2 Duo E4600(2.4GHz)、1Gバイトメモリ(512Mバイト×2)、160Gバイト×2のRAID 0(320Gバイト)、チップセット内蔵グラフィックスの組み合わせだ。HDDがRAID構成である点を除けば、Windows Vistaを快適に利用するためのスタンダードに近い構成と言える。OSはWindows Vista Home Premiumだ。

 Windows エクスペリエンス インデックスをチェックすると、一番低いサブスコアはゲーム用グラフィックスの3.3。続いてWindows Aeroのデスクトップパフォーマンスが3.6となった。評価機はチップセット内蔵グラフィックスなので仕方のない部分とも言える。もっとも、Windows AEROを快適に利用するための基準である3は余裕を持ってクリアしているし、旧モデルであるMT7800を以前レビューしたときのスコアがそれぞれ3.2と3.0だったことを考えれば、着実に進化していると言える。体感的にもWindows Vistaの利用でストレスを感じるようなことはまずなかった。

 総合パフォーマンスを計測するPCmark05のPCMarksは4601。RDIA 0構成のHDDスコアが高めであるが、これを差し引いてもWindows Vistaの快適利用が可能なスコアだ。MT7800に比べてGraphicsのスコアは約1.5倍を記録しており(CPUの違いも考慮する必要はあるが)、より快適な利用が可能になっていることが分かる。

 3DMark06は233とかんばしくないがこれはスペックなりと言ったところ。これに対してFINAL FANTASY XI Official BenchMark3では低解像度で「とてつよ」の3875、高解像度でも「おなつよ」の2384となり、十分ゲームが楽しめるスコアになっている。組み合わせるCPUにもよるが、定番のオンラインRPG程度ならチップセット内蔵グラフィックスでも遊べそうだ。


エプソンダイレクトらしさに磨きをかけたスタンダードPC

 本機はそもそも位置付けがコストパフォーマンスも重視したスタンダードPCであり、見た目の派手さはほとんどない。しかし、すでに触れたとおり、単にスペックアップを図るだけではなく、旧モデルの使い勝手のよさをほぼすべて継承し、さらに前面パネルの機能性向上やシャドウベイのアクセス性の改善など、スタンダードPCらしい強化を行った。同社の最上位に君臨する「Endeavor Pro4500」のように最高峰をめざしたパーツ構成ではないが、使い勝手へのこだわりにはいかにもエプソンダイレクト製品らしさがにじみ出ている。

 幅広くなったBTOメニューや高いメンテナンス性に加えて、標準で1年間の「1日修理」、3年間という長期パーツ保証が付加する点は、PCを長く安心して使いたい人にうってつけと言える。PCが欠かせないビジネスユースはもちろん、日々PCを活用している個人ユーザーにとってもこれらのポイントは魅力的なはずだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月20日 更新
  1. アイリスオーヤマ、ワイヤレス充電にも対応したエントリー15.6型Androidタブレット (2026年09月18日)
  2. 令和の世に“新作”と共によみがえった「NEOGEO AES+」の実機に触れる ASICを再設計して高い互換性を実現 (2026年09月19日)
  3. MacBookに数枚の紙を挟んで持ち運んだだけで、ディスプレイが損傷した……? 薄い紙でも油断できない理由 (2026年09月17日)
  4. 唯一無二のRTX 5070シングルファンモデルも! 「初回戦略価格」が光るColorful新製品 (2026年09月19日)
  5. 東プレがゲーミングキーボード「REALFORCE GX1 Plus」新モデルを予告 「ピカチュウ」「博衣こより」「音乃瀬奏」コラボが今後登場 (2026年09月18日)
  6. Gemini搭載PC「Googlebook」ついに予約開始へ/Anthropic CEOのAI開発減速提言 (2026年09月20日)
  7. モバイルCPU採用のデスクトップPCからデュアル水冷G TUNEまで――過去最大級ブースで魅せたマウスコンピューターの「本気(マジ)」を軣社長に聞く (2026年09月20日)
  8. 視界から脳みそを拡張する、全部入り「Rokid スマートAIグラス」を試す (2026年09月18日)
  9. 設立20周年のROGブースは「ROG XBOX Ally X20」が目玉! TGS2026で見た特別展示&最新Wi-Fi 8ルーター (2026年09月19日)
  10. 「iPhone 18 Pro」は“カメラの原点”に回帰する――機械式絞りとAI時代の“真正性”証明技術に見た新生Appleの挑戦 (2026年09月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー