エプソンダイレクトは4月1日、13.3インチワイド液晶を搭載したノートPC「Endeavor NA801」を発表、4月下旬より発売する。価格は14万9940円から。45ナノ世代のCore 2 Duoと外付けグラフィックスによる高い性能が特徴だ。
Endeavor NA801は、NA702の後継に位置付けられるモデルで、Core 2 Duo T8100(2.1GHz)とIntel PM965 Expressを組み合わせた基本システムを採用する。グラフィックス機能としてGeForce 8600M GT(GDDR3 256Mバイト)を実装しており、13.3インチワイドサイズの液晶(1280×800ドット表示)を搭載するノートPCとしては高い3D描画性能を備える。同社によれば、グラフィックス性能はNA702の4倍、ハイエンドのNJ5100 Proと比較しても40%ほど向上したという。
また、BTOによる仕様変更に対応し、メモリ容量は512Mバイト〜3Gバイト、HDD容量は80Gバイト〜250Gバイト(5400rpm)に加えて、よりハイパフォーマンスな7200rpmの120Gバイト/200GバイトHDDも用意されている。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。このほか、1GバイトのIntel Turbo Memoryも搭載可能だ。OSはWindows XP Home Edition/Professional(SP2)、Windows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate(SP1)。
キーボードは、キーピッチ18.5ミリ/ストローク2.25ミリの日本語88キーボードで、タッチパッド下のクリックボタンに挟まれる形で指紋認証センサを搭載。TCG(v1.2)準拠のセキュリティチップも内蔵している。
ネットワーク機能は、ギガビットLANのほか、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、FAXモデム(V.92)を備える。主なインタフェースは、ExpressCardスロット(34/54)と、SDメモリーカード(SDHC対応)/MMC/MS Proを利用できる兼用スロット、USB 2.0×3、マイク入力、ヘッドフォン出力。さらにディスプレイ出力として、アナログRGBに加えてHDMIを搭載したのが目を引く。
本体サイズは322(幅)×230(奥行き)×25.5(高さ)ミリ、重量は約1.78キロ。2種類のバッテリーが用意されており、14.8ボルト/2000mAhの軽量バッテリーで約1.7時間、11.1ボルト/5200mAhの標準バッテリーで約3.5時間の駆動が可能だ。ただし、標準バッテリー搭載時は、本体サイズが322(幅)×235(奥行き)×25.5〜32.5(高さ)ミリ、重量は約1.91キロと、本体背面側に5ミリ、厚さが7ミリ増え、130グラムほど重くなる。
ホワイトを基調にしたボディデザインも特徴だ。マグネシウム合金製の天面部は、指紋が目立たないマットな質感になっているほか、キズがついても自己修復をする塗装が施されている(NECのLaVie Jに採用されるスクラッチリペア構造と基本原理は同じ)。また、キーボード奧に並ぶタッチセンサ式のコントロールパネルや、スロットローディング式の光学ドライブなど、デザイン面での配慮が目立つ。
なお、同社ではサイトのリニューアルを記念し、特別仕様のEndeavor NA801を10万円で販売するキャンペーンも行っている。
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