LaVie Jの「自己回復天板」を真鍮ブラシでガリガリしてみました:2007年春 Vista搭載PC特集

» 2007年01月15日 18時04分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 NECは1月15日に、2007年春モデルの新製品展示会を行った。別記事にあるように今回登場する登場するモデルには、すべてWindows Vistaファミリーが導入されるほか、コストパフォーマンス重視のデスクトップPC「ValueOne」や、エントリークラスのデスクトップPC「VALUESTAR L」、そしてモバイル重視タイプのノートPC「LaVie J」に新筐体が投入されるなど、新しいOS以外でも注目できるラインアップとなっている。製品展示会では、新登場のモデルなどを実際に見て操作してその使い勝手を試すことができた。

 ここでは、新登場モデルを中心に紹介しよう。

タワー型にBTXを採用したValueOne MT

 春モデルで投入されたValueOneは、タワー型のMTと新しいシリーズで省スペースタイプのValueOne G タイプ STの2モデル。この記事でも紹介されているように、MTシリーズはmicro BTXを採用したことに伴なって筐体デザインを変更している。その外見で特徴的なのがフロントパネルに設けられた吸気用の“三日月”スリットだ。ただスリットを開けただけでなく、青色LEDで間接的に照らす工夫も施されている。

ValueOne MTには、本体のデザイン変更にあわせて新しく作られたキーボードユニットとスピーカーが用意されている。従来AMDプラットフォームだった内部もCore2 Duo E6300(廉価構成ではPentium 4 531)とIntel Q965を基幹とする構成に変更されている
ValueOne G タイプ STはWeb直販専用に春モデルで新たに投入された省スペースタイプのデスクトップPCだ。筐体のデザインはMTと共通のブラックで5インチベイが1つに2.5インチHDDベイが2つ用意されている

2スピンドルで1.3キロを切るLaVie J

 LaVieシリーズで携帯重視ノートのラインアップになるLaVie Jも春モデルでその内容を一新している。2スピンドルタイプのLJ750/HHは筐体の厚みに一瞬驚くものの、その重さは約1227グラムと軽い。実際に手に持ってみると外見から想像できないほど軽くてこれまた驚く。同クラスのノートPCと比べてキーの打鍵感がはっきりとしているのがLaVie Jの特徴であるが、LJ750/HHもその打鍵感を継承している。バッテリー駆動時間は標準バッテリー搭載時で約5.5時間。オプションの大容量バッテリーを搭載すると重量は約200グラム程度増加するものの約11時間まで伸びる。

 なお、今回登場したNECのノートPCで「Side Show」を取り入れた製品は皆無であったが、この理由としてNECは「Side Showの採用で得られるメリットと増える重量のどちらをユーザーが求めているかを考えた結果」と答えている。また、LaVie Jに限っていえば「Side Show用のディスプレイを搭載することで150キロfの堅牢性を維持できなくなる」という理由も挙げた。

2スピンドルで重さ1.3キロを切るLaVie J LJ750/HH。耐150キロfの堅牢性は従来どおり。CPUはCore Duo U2400、チップセットはIntel 945GMSを搭載する
こちらはワンスピンドルのLJ700/HH。春モデルではPCカードタイプのチューナーカードを搭載してワンセグ放送に対応した。チューナーを筐体に内蔵するタイプが増えるなか、カードチューナーを採用した理由として「チューナーを内蔵することで受信感度が不利になる」点をNECは挙げている

大容量バッテリーは標準バッテリーと置き換えて搭載する。その場合、このように底面が底上げされるような形状になる。筐体をおくと傾斜がかかるのでキー入力がやりやすくなるメリットもある
LaVie JのNEC Direct専用モデルでは天板の色にアーバンブラウンを選択できる。このカラーを選ぶと塗装面に弾力のあるスクラッチリペアが施される。このスクラッチリペアは表面についた軽いスリ傷を時間とともに目立たなくさせる優れもので、カバンから出し入れするときに受けそうな細かな傷からノートPCを守ってくれる

製品展示会場では、スクラッチリペアの効果を紹介するために真鍮ブラシで天板の塗装面を引っかいてその傷が消えていく状況を紹介するデモを行っていた。光の加減で分かりにくいかもしれないが、左が引っかいた直後で右が5分程度立った状態。NECの説明では10分以上経過するとほぼ現状復帰できるという

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