デュアルコアAtomが登場「……こ、これは、PenDアーキテクチャ!?」古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2008年09月22日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「割り切るなら、これもアリ」――3万円台のEee PCが登場

ASUSTeK「Eee PC 701 SD-X」

 9月13日発売という当初の予定よりは遅れたものの、ASUSTeKの低価格ミニPC「Eee PC 701 SD-X」が20日からいくつかのショップの店頭に並んだ。価格は3万9800円で、ブラックとホワイトの筐体がそろっている。在庫は少数だ。

 Eee PC 701 SD-Xは、Eee PC 4G-Xの後継モデルで、800×480ドットの7型ワイド液晶やIEEE802.11b/g対応アダプターを搭載するなど、基本的な仕様は旧モデルを踏襲している。そのうえで、内蔵するSSDを8Gバイトに増量し、約0.91キロの軽量さを確保しながらバッテリー駆動時間を約3.7時間に伸ばすなど、各所にスペックアップがみられる。また、30Gバイトの外付けHDDを付属しているのも特徴だ。

 入荷したツートップ秋葉原本店は「Netbookを使う人は改造を楽しむか、モバイル用として割り切って使うかです。Eee PC 701 SD-Xは割り切り型のユーザーの人気を集めるでしょうね。3万円台でWindows XPマシンが買えるというのは、やはり魅力的です」と話す。

 また、T-ZONE.PC DIY SHOPも「メインマシンが壊れた時の要員にするなら、場所もとらないから、すごく手軽ですよね。あとはちょっと危険なオンラインソフトの動作を試すといった実験用に使う人もいるでしょう。安い分だけいろいろな使い方ができるので、すでに出回っている上位の901-Xよりヒットするかもしれません」と期待していた。

Eee PC 701 SD-Xの天板。外観はEee PC 4G-Xとほぼ同じだ(写真=左)。右側面に2基のUSB 2.0とSDメモリーカードスロットを備える(写真=中央)。付属する30Gバイトの外付けHDD(写真=右)

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