富士通ブースでは「Fujitsu Style〜富士通の先端技術で、あなたの夢をかたちに〜」をテーマに掲げ、同社の製品や技術を「家/ビジネス/交通/ホットスポット/店舗/グリーンITインフラ」の各ゾーンに分けて展示。PC関連製品はFMVシリーズ秋冬モデルの中から、デジタル放送対応PCやモバイルPCを中心に出展している。
デジタル放送対応PCを集めた「家」ゾーンで展示の主役となっているのは、液晶一体型の「FMV-DESKPOWER LX」シリーズ、ノートPCの「FMV-BIBLO NF」シリーズ、リビングPCの「FMV-TEO」シリーズに搭載された「おすすめコンテンツメニュー」だ。同メニューでは、過去の予約録画履歴からユーザーの好みに合うと予想される放送前の番組リスト、@niftyが配信するニュースの中からユーザーの好みや世間での話題性を分析して抽出したニュースリスト、おすすめ自動録画機能で録画した番組リストの3つが1画面内に表示され、これらをまとめてチェックできる。
モバイルPCについてはCentrino Atom準拠のUMPC「FMV-BIBLO LOOX U」シリーズを大々的に展示している。店頭モデルの「LOOX U/B50」はもちろん、富士通「WEB MART」限定モデルで選べるデザイン天板も実物を確認できる。


「FMV-DESKPOWER LX/B90D」で「おすすめコンテンツメニュー」を表示したところ(写真=左)。「FMV-TEO/B90D」はパナソニックの46型プラズマテレビと接続した状態で展示されており、ひときわ目立つ(写真=中央)。「FMV-BIBLO LOOX U」は直販モデルのデザインを1カ所にまとめて展示している(写真=右)ノートPCを使ったモバイルWiMAXのデモも来場者の注目を集めていた。富士通は自社で開発したモバイルWiMAX対応のチップセットと、これを実装したUSB接続のアダプタ「MB86K21-UD1」を展示。さらに、ブース内に設置したモバイルWiMAX基地局「BroadOne WX300」を経由し、MB86K21-UD1をつないだ同社製ノートPCでインターネット上の動画コンテンツを再生するデモを実施している。


左からベースバンドLSI「MB86K22」、RF LSI「MB86K52」、電源LSI「MB39C316」で構成されるモバイルWiMAX対応チップセット(写真=左)。USB接続型のモバイルWiMAXアダプタ「MB86K21-UD1」(写真=中央)。モバイルWiMAX基地局「BroadOne WX300」(写真=右)
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