PC USER Pro

第3世代vProはリモートと仮想化がテーマ――インテル発表会

» 2008年10月08日 17時20分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

ビジネスクライアントPCの変革は続く

インテル代表取締役社長 吉田和正氏

 10月8日、インテルがビジネス・クライアントPC向けのプラットフォーム「vProテクノロジー」を発表した。2006年の初登場以来、第3世代目となるvProテクノロジー(開発コード名:McCreary)について、インテル代表取締役社長 吉田和正氏は、「企業のIT部門では、セキュリティの強化、運用面でのTCO削減、グリーンITへの対応が求められている。それに応えるべく、低消費電力で高い性能を発揮し、優れた運用管理機能、そして高いセキュリティ強化を備えた第3世代のvProテクノロジーを提供する」と述べた。第3世代のvProテクノロジーでは「CPUに45ナノメートルプロセスルール世代のCore 2 Duo、チップセットにはAMT 5.0に対応したIntel Q45 Express、そしてギガビットLANをサポートしたIntel 82567LM ギガビット・ネットワーク・コネクションで構成される」とし、「特にセキュリティ機能の強化と自動保守機能により、コストだけでなく作業時間を削減できるのがポイントだ」と語った。

vProテクノロジーの概要(写真=左)と、第3世代のvProテクノロジーを構成するコンポーネント(写真=中央)。vProテクノロジー対応製品をリリースするパートナー(写真=右)

第3世代vProテクノロジーはビジネスのバリアを克服する

Intel デジタル・エンタープライズ事業本部 副社長 兼 デジタルオフィス・プラットフォーム事業部長 グレゴリー・ブライアント氏

 続いて、米Intel デジタル・エンタープライズ事業本部 副社長 兼 デジタルオフィス・プラットフォーム事業部長 グレゴリー・ブライアント氏が登壇し、vProテクノロジーの概要とそれに伴う新しいソリューションや、ユーザー事例を紹介した。「2006年にvProを立ち上げたが、それ以降、ウイルスの驚異が増しており、システム管理者が割ける時間もどんどん減っている。第3世代のvProでは、トランジスタを小さくすることでパフォーマンスを上げるだけでなく、企業のファイアウォール外からPCの保守作業行えるなど、こういったビジネスの問題を解決するべく力を割いている」とした。また、新世代のvProテクノロジーでは「システムの保守作業を自動的に行うリモート・スケジュールド・メンテナンス機能をはじめ、SOHO向けや中小企業向けにシンプルで使いやすい管理ツールのIT Directorを提供する」とし、「過去のPCはすべてローカルで実行され、シンクライアントはサーバ側で処理されていたが、第3世代のvProのダイナミック・バーチャル・クライアント・テクノロジー(DVC)使えば、データセンタに大きな負荷をかけずにセキュリティの向上とIT管理の簡素化を実現できる」と“環境にも優しい”点をアピールした。

現状のIT部門で起きている課題(写真=左)。第3世代vProテクノロジーの強化点(写真=中央)。管理ツール「インテル IT Director」の日本語版は2009年第1四半期にリリースされる予定とのこと(写真=右)

vProテクノロジーを活用した新しいソリューションとして、東芝のPC仮想化エンジン「vRAS」が紹介された。vRASを活用することでもたらされる価値(写真=左と中央)と、仮想環境でのWindowsエクスペリエンスインデックスの比較(写真=右)

発表会場に展示されていたvPro対応モデルはノートPCが大半を占めた。vProに対応した法人向けVAIOの「VAIO type BZ」(写真=左)。日本ヒューレット・パッカードの「HP Compaq Business Desktop dc7900」シリーズ(写真=中央)とNECの「MATE/MATE J」シリーズ(写真=右)

先日発表されたばかりの日本HP「EliteBook」シリーズ。ワークステーションの「HP EliteBook 8730w Mobile Workstation」(写真=左)と、スタンダードな「HP EliteBook 2530p Notebook PC」(写真=中央)。NECの「VersaPro」シリーズ(写真=右)

こちらはパナソニックの企業向けPC「TOUGHBOOK」シリーズのCF-52(写真=左)。登場したばかりのLet'snoteシリーズも展示されていた。ハンドル付きの新モデルLet'snote CF8(写真=中央)とW8(写真=右)

Let'snote T8(写真=左)とR8(写真=中央)。デルのLatitude E6500とE6400(写真=右)

レノボのThinkPad X200t(写真=左)とX301(写真=中央)。会場の風景(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月16日 更新
  1. 「Pixel Watch 5」は買いか? “4”からの乗り換えと失敗しないサイズ選びの鉄則 (2026年10月15日)
  2. ソースネクストに不正アクセス、会員情報2251万件流出のおそれ パスワードや住所、生年月日など (2026年10月15日)
  3. セールでゲットすべき? ほぼ半額の5980円で買える「Fire TV Stick 4K」は旧モデルと何が違う? (2026年10月15日)
  4. Appleがスマートホーム製品に本格進出 LGらと共同開発したスマートロックや屋内外用カメラなどを含む「Apple Home Collection」を発表 (2026年10月13日)
  5. 「折りたたみ不要派」が過去形に? 約201gの軽量ミニタブレットとしても使える「Galaxy Z Fold8」に触って分かったこと (2026年10月13日)
  6. “モンスター級”ハイエンドロボット掃除機「Roomba Monster」登場 約25万円で10月21日発売 購入特典で約4万円の「Roomba Mini Slim」を進呈(期間限定) (2026年10月14日)
  7. MSI、サブディスプレイとしても使える横長12.3型液晶ディスプレイ (2026年10月14日)
  8. 自作PCパーツをミニチュアサイズで再現したカプセルトイ「手のひらPCパーツ」 10月21日から順次発売 (2026年10月15日)
  9. ASUS、NVIDIA RTX Sparkを搭載したクリエイター向け14型/16型ハイエンドノート (2026年10月14日)
  10. ASUS、最大40TOPSのAIプロセッサを搭載したエッジAIアクセラレーター USB外付けモデルとM.2内蔵型モデルを用意 (2026年10月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー