レビュー
» 2009年05月15日 03時00分 公開

2009年PC夏モデル:「何はなくともキーボード、何がなんでもキーボード」な人のためのNetbook──「dynabook UX」 (2/4)

[坪山博貴,ITmedia]

Windows XPの起動時間とパフォーマンス、バッテリー駆動時間をチェック

Windows XPの各種動作時間
起動(ようこそ画面まで) 34秒
起動(タスクトレイ表示まで) 57秒
休止状態への移行 16秒
休止状態からの復帰 18秒
スタンバイへ移行 5秒
スタンバイからの復帰 6秒
シャットダウン 32秒

 もっともdynabook UXは、PCのカテゴリーとしてはあくまでNetbookであるので、内部のスペックに大きな特色はない。CPUにAtom N280(1.66GHz)、チップセットにIntel 945GSE Expressを採用し、1GバイトのDDR2 SDRAMと160Gバイトの2.5インチHDD、1024×600ドット表示に対応するLEDバックライト採用の10.1型ワイド液晶ディスプレイ、100BASE-TXの有線LANとIEEE802.11b/g対応の無線LANを備える。

 評価機は5400rpmの2.5インチHDD「MK1655GSX」(東芝製)を搭載。ネットワークチップは有線LANがRealtek RTL8102E、無線LANがAtheros AR9285で、いずれもPCI Express接続となる。AR9285は1ストリームと変則ながらIEEE802.11n(ドラフト)に対応し、デバイス設定などにもIEEE802.11nの記述が見られるが、本機の仕様としてはあくまでIEEE802.11b/gのみの対応となる。


photophotophoto ベンチマークテストの結果とデバイスマネージャ 左:PCMark05/中:FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3/右:デバイスマネージャの画面
ベンチマークテスト dynabook UX EeePC 1000HE(参考)
PCMark05 PC Mark 1497 1530
CPU 1530 1495
Memory 2442 2424
Graphics 558 583
HDD 4211 4076
FINAL FANTASY XI
Official Benchmark 3
Low 1505 1517
High 1054 1086

 ベンチマークテストの結果は、同じくAtom N280を搭載する「EeePC 1000HE」と大きな違いはない。

 本機は3セル(1.8ボルト/25ワットアワー)のバッテリーが標準で付属し、省電力に寄与するLEDバックライトを採用したディスプレイなどの効果により、バッテリー駆動時間のカタログ値は約4時間とNetbookとしてはやや長めだ(オプションの大容量バッテリー搭載時は約10時間)。電源設定を東芝電源設定のノーマルをベースに液晶ディスプレイの輝度を最高にし、BBench V1.01(海人氏作)でWeb巡回(60秒間隔)とキーストローク出力(10秒間隔)をオンにして計測した値は、意外にカタログ値と大きな差がない、3時間42分となった。

 先に触れたとおり、他社製Netbookとの差別化ポイントとしてはユーザビリティの強化とデザイン性、そしてdynabookブランドの安心感などが挙げられる。ちなみに補足だが、カタログではメモリ搭載容量は最大1Gバイトとなっているものの、製品マニュアルによると2Gバイトモジュールへの交換も可能となっている。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう