日本発表前の次世代ROGマザー「MAXIMUS IV Extreme」をガツッと観察するイマドキのイタモノ(1/2 ページ)

» 2010年12月24日 19時37分 公開
[長浜和也,ITmedia]

R.O.G.シリーズのIntel 6シリーズチップセット搭載モデルもサンプル公開

 ASUSの“MAXIMUS”シリーズは、パフォーマンスを何よりも重視するPCゲームユーザーやオーバークロッカーに向けた、同社マザーボードで最上位となるラインアップだ。それだけに製品に導入される機能やオンボードで実装されるコントローラ、さらに、オーバークロックのチューニング設定やハードウェアの状況把握に利用する各種インタフェースなど、自作PC魂を刺激するハードウェアを満載した基板の姿は、弊社の“基板萌え女子”(20歳台)に「大都市の映像を見ているような美しさ」といわしめるほどの機能美を備えている。

 その、MAXIMUSシリーズで“Intel 6シリーズチップセット”を搭載するモデルとして「MAXIMUS IV Extreme」のサンプルボードが公開された。“赤と黒”で構成されたカラーリングや、LEDを内蔵したとみられる専用ボタンやヒートシンク、実装された多彩なコントローラなど、外見だけでも多機能高性能な実力を感じさせてくれる。

 すでにASUSは、Intel 6シリーズチップセットを搭載するマザーボードに関する情報を11月に公開している。そこでは、Unified EFIを導入した「EFI BIOS」やBluetoothで接続したタブレット端末でリモートコントロールができる「ASUS BT GO!」のほか、R.O.G.シリーズで導入される新機能としてワイヤレス接続したiPhoneとiPadでオーバークロック設定が行える「ROG iDirect」や、GPUのROG Connectで接続した別のPCからGPUのオーバークロック設定が行える「GPU TweakIt」などが紹介された。ASUSはこれらの機能を実装するマザーボードとして具体的な製品名を挙げていないが、MAXMUS IV Extremeで導入される可能性は高い。

 ただ、例によって例のごとく、これまで紹介してきた“Intel 6シリーズチップセット”搭載マザーボードのフォトレビューと同様、MAXIMUS IV Extremeで動作するCPUが存在しないので、今回も性能や機能を実際に試した検証は行っていない(台湾でマザーボードもCPUも売っているとかいないとか、という指摘には、ここは日本なんで、とお答えしておきたい)。

 とにもかくにも、2011年早々に予定されている“SandyBridge”世代のCPU登場に備えて、ここでは、MAXIMUS IV Extremeに用意されたスロットのレイアウトやオンボードコントローラ、専用スイッチを画像で紹介しよう。

女子も萌える「MAXIMUS IV Extreme」の機能美を堪能

赤と黒を基調としたカラーリングと、バーコードを思わせるモールドを施したヒートシンク、そして、黒い基板をすき間なく埋める多種多様なチップやボタン、スイッチなど、「大都会のような美しさを感じます」と20歳女子にいわしめる機能美を備えた「MAXIMUS IV Extreme」は、Intel P67 Expressチップセットを搭載するといわれている

CPUソケットの周辺は、三方をヒートシンクに囲まれている。3ユニットに分かれたヒートシンクはそれぞれヒートパイプで連結している(写真=左)。パックパネル側と基板周辺部側のヒートシンクは電源供給回路のチップ群を冷却するが、基板中央部のヒートシンクは、NVIDIAの「nForce 200」を冷却する。nForce 200があることから、MAXIMUS IV Extremeは、3-way SLIに対応し、すべてのスロットでPCI Expressの16レーンが利用できると推測される(写真=右)

バックパネルには8基のUSB 3.0と2基のeSATA、2基のギガビットイーサ対応有線LAN、ROG Connect専用USBのほか、リセットボタンとROG Connectのオン/オフスイッチを備える(写真=左)。また、「ASUS BT GO!」で使うBluetooth拡張ボードが標準で付属する。実装するとパックパネルからアクセスできるプッシュボタンでASUS BT GO!のオン/オフが切り替えられる(写真=右)

CPUソケットのすぐ脇に実装されている「NEC/TOKIN 0E907」は、NECトーキンのプロードライザで、高周波ノイズを軽減して安定した電源供給と動作を可能にする。オーバークロックなどにおける高クロック設定で安定動作を実現するために利用されている(写真=左)。ファン用電源コネクタの脇には温度センサー用2ピンコネクタを備える。この2ピンコネクタは基板の3カ所に設置されている(写真=右)

メモリスロットは4基を備える。メモリスロットから基板周辺部にわたって、ハードウェア設定やオーバークロック自動設定の専用スイッチやボタン、インタフェースが集中して実装されている(写真=左)。拡張スロットはPCI Express x16が4基、PCI Express x4が1基、PCI Express x1が1基という構成。PCIスロットはない。PCI Express x16スロットは、nForce 200の実装ですべて16レーンでの動作が可能だ(写真=右)

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