NVIDIAが4月12日に発表した「GeForce GT 520」はGeForce 500シリーズのバリュークラスモデルで、CUDAコアを48基内蔵する。リファレンスデザインでは、コアクロックが810MHz、シェーダクロックが1620MHz、グラフィックスメモリクロックが900MHzに設定される。サポートするグラフィックスメモリの容量は1024Mバイトまでで、NVIDIAの資料では、バス幅が64ビットとされている。
DirectX 11をサポート、CUDA、PhysXに対応し、HDMI 1.4a接続のステレオ立体視対応ディスプレイでBlu-ray 3Dが利用できるのは、ほかのGeForce 500シリーズと同様だ。
アスクは、Leadtekの「WinFast GT520-1GD3」と「WinFast GT520-512MD3」の取り扱いを開始する。ともにコアクロックは810MHz、グラフィックスメモリクロックは1066MHzでシェーダクロックは1620MHzに設定される。
グラフィックスメモリのバス幅は128ビットとされており、WinFast GT520-1GD3はDDR3を1Gバイト、WinFast GT520-512MD3はDDR3を512Mバイト実装する。映像出力インタフェースは、デュアルリンクのDVIにHDMI、アナログRGBを備える。
出荷開始は4月14日の予定だ。
エムヴィケーは、GALAXY Microsystems「GF PGT520-LP/1GD3」の取り扱いを開始する。実売予想価格は6500円前後とみられる。
コアクロックは810MHz、グラフィックスメモリクロックは800MHz(DDR転送レートで1600Mbps相当)、シェーダクロックは1620MHzとなる。グラフィックスメモリはDDR3を1024Mバイト実装し、バス幅は64ビットとされる。
映像出力インタフェースは、デュアルリンク対応のDVIにHDMI、アナログRGBを備える。
玄人志向は、「GF-GT520-LE1GH」を発表した。出荷開始は4月16日からで、実売予想価格は5000円前後とみられる。
コアクロックは810MHz、グラフィックスメモリクロックは1080MHz。DDR3を1Gバイト実装してバス幅は64ビットとされる。映像出力インタフェースはDVI、HDMI、アナログRGBをそれぞれ1基備える。
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