ベルばらを囲む700人近い行列が！――「秋葉原PCゲームフェスタ」がスタート：古田雄介のアキバPickUp！（2/2 ページ）

[古田雄介・吉川慧（ぜせ），ITmedia]

長蛇の列、列、列――「Alliance of Valiant Arms」のオフラインイベントが盛り上がる

地下一階の入り口付近

　4月29日、地下1階のメインステージは、オンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」のオフラインイベント「AVAれ祭り2011 秋葉原-春の陣-」が運営会社のゲームオン主催で開かれていた。

　Alliance of Valiant Armsは、韓国Redduckが開発した無料で参加できるオンラインゲームで、ユーザーは兵士となって仲間とチーム（クラン）を組み、さまざまなミッションを行う。アイテムとしてリアリティのある現代兵器が多数ラインアップされているうえ、ミドルクラスのマシンで十分快適にプレイできることから、国内のファンも多い。

　「AVAれ祭り2011 秋葉原-春の陣-」では、事前にサイトで実施した「このクランの対戦が見てみたい！」というアンケートで上位3位に入ったクランが総当たり戦をするエキシビジョンマッチを企画。さらに来場したユーザーと運営チームとの対戦も行えるということで、会場には大勢のユーザーが集まった。

　PCゲームフェスタ開幕前から数100人規模の行列ができており、その数は最大で700人近くに達した。スタッフも「前回もベルサール秋葉原でイベントを行いましたが、AVAイベントでここまで集まったのは初めてかもしれません」と驚くほど。開始直後は入場制限が設けられるほどの混み具合となった。

AVAれ祭り2011目当てで並ぶ人々。ベルサール秋葉原をぐるりと囲むほどの行列だった

もちろんメインステージも満員御礼。ゲーム体験コーナーは、真剣な眼差しでプレイするユーザーの熱気が充満していた

　ただし、同じAVAイベントの「リアルガチャコーナー」を目当てに並んでいた人も少なくないようだ。入場時にもらえるコインを使ってガチャガチャを回すと、ゲーム内で使えるお金や銃などが入手できるシリアルコードがもらえるという企画で、受付前にはハイスペックな銃をゲットとしようと、熱心なユーザーが並んでいた。地下フロア内部でも行列が発生してしまったため、スタッフは「人が多すぎて危険だったので、場所を移動させました」と説明するほどの混み具合だった。

リアルガチャコーナーに並ぶ人々（写真＝左）。ガチャガチャで当たる銃（写真＝中央）。Alliance of Valiant Armsで銃を使用しているところ（写真＝右）

　初日以降も、30日にNHN JAPAN主催の「スペシャルフォース ゴールデンカップ2011」、5月3日にガンホー・オンライン・エンターテイメント主催のスペシャルステージ、4日にゲームポッド主催の「ペーパーマン GWイベント〜Pray for Japan〜」、5日に前述にチャリティーオークションとWeMade Game主催の新作タイトル発表会などが予定されている。連休中にアキバに足を運ぶ人は、ベルサール秋葉原に立ち寄って、家庭用ゲーム機では味わえないPCゲームのおもしろさを体験しよう！