「FMV LIFEBOOK SH76/C」実力診断――第2世代Core i+着脱式ベイ搭載の13.3型モバイルノートもちろん“Made in Japan”(2/4 ページ)

» 2011年05月06日 16時30分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

Sandy Bridgeシステム、着脱式の光学ドライブを採用

 基本システムには、Sandy Bridgeこと第2世代のCore iシリーズを採用している。第2世代のCore iシリーズでは内部構造を改めたことで、動作クロックあたりの性能が向上するとともに、動作クロックあたりの消費電力も低下した。また、CPU内蔵グラフィックスの性能、機能も強化されている。

 CPUはCore i5-2520M(2.5GHz/最大3.2GHz)、チップセットはIntel HM65 Expressを搭載している。Core i5-2520Mはコアを2つ搭載するデュアルコアCPUであり、Hyper-Threadingに対応しているため、最大4スレッドの同時実行が可能だ。動作クロックは2.5GHzだが、Turbo Boostにより、最高3.2GHzまでクロックが向上する。

 グラフィックス機能はCore i5-2520Mが内蔵するIntel HD Graphics 3000を利用する。第1世代のCore iシリーズが内蔵するIntel HD Graphicsに比べて、3D描画性能が向上しているほか、高機能なメディア処理機能としてIntel Quick Sync Videoを搭載している。対応ソフトを利用することで、HD動画を快適に再生できるだけでなく、ハードウェアエンコーダによる動画変換などの作業も高速に行なえる。

CPU-Zの情報表示画面。CPUはCore i5-2520M(2.5GHz/最大3.2GHz/HT対応)を搭載する(画面=左/中央)。CPU内部に2つのコアを内蔵するデュアルコアCPUで、Hyper-Threadingにより、4スレッド(4コアぶんの命令)を同時に取り込んで処理が可能だ。EIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)、Turbo Boost 2.0に対応しており、アイドル〜低負荷時は最低800MHz、高負荷時には最高3.2GHzまで動作クロック周波数が変化する。グラフィックス機能はCore i5-2520Mが内蔵するDirectX 10.1対応のグラフィックスコアであるIntel HD Graphics 3000を利用(画面=右)。第1世代のCore iシリーズが内蔵するIntel HD Graphicsに比べて、3D描画性能が向上しているほか、MPEG-2やMPEG-4 AVC/H.264対応のメディア処理機能としてIntel Quick Sync Videoを搭載する

 メモリは、PC3-10600 SO-DIMMに対応しており、標準で4Gバイト(2Gバイト×2枚)を搭載。最大搭載容量は8Gバイト(4Gバイト×2枚)となっている。データストレージは2.5インチHDD(5400rpm)を採用しており、容量は640Gバイトだ。メモリスロットとHDDは底面のネジ止めされた小さなカバーから容易にアクセスすることが可能だ。

 ボディの右側面には光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを搭載している。光学ドライブは着脱式のモバイル・マルチベイ構造になっており、レバー操作だけで簡単に取り外せる。光学ドライブの代わりとして、より軽量になる付属のベイカバーや、オプションの増設バッテリーを装着できる。

ネジ止めされた底面の小さなカバーを開けると、2基のメモリスロットやHDDが現れる(写真=左)。光学ドライブは着脱式のモバイル・マルチベイ構造になっており、付属のベイカバーや、オプションのベイバッテリーと手軽に交換できる(写真=右)

Intel WiDiに対応、WiMAXやUSB 3.0ポートも標準装備

 通信機能は1000BASE-T準拠の有線LAN、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、そしてIEEE802.16e-2005準拠のモバイルWiMAXを標準搭載する。ワイヤレスディスプレイ表示規格「Intel WiDi」にも対応し、別途対応レシーバーの導入により、HDMI入力端子を備える家庭用テレビや液晶ディスプレイにワイヤレスでPC画面を表示することも可能だ。

 本体装備の端子類は、USB 3.0、2基のUSB 2.0(1基は電源オフ時のUSB充電対応)、HDMI出力、ExpressCard/54スロット、SDXC/SDHC対応SDメモリーカードスロットなど、このクラスのノートPCとしては、かなり充実している。液晶フレーム上部にWebカメラ、タッチパッドの左右ボタンの間に指紋センサーも装備している。

前面にSDメモリーカードスロットとワイヤレススイッチを搭載(写真=左)。背面はバッテリーのほか、アナログRGB出力を備えている(写真=右)

左側面にACアダプタ接続用のDC入力、USB 3.0、USB 2.0(電源オフでのUSB充電機能に対応)、HDMI出力、音声入出力、排気口を配置(写真=左)。右側面にはExpressCard/54スロット、光学ドライブ、USB 2.0、有線LAN、盗難防止ロック用コネクタ(写真=右)が並ぶ

 OSとしては64ビット版のWindows 7 Home Premiumを採用。オフィススイートにWord、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNoteを包括したOffice Home and Business 2010をプリインストールする。

SH76/Cのデバイスマネージャ画面

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