MSIのイチオシパーツに“ユーザー目線”スピリッツを感じた!2011年のTAIPEIは「Z68」マザーと「特製」のN580GTX Lightningで(2/4 ページ)

» 2011年05月30日 10時00分 公開
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MSIの独自機能もフル装備

 MSIではIntel P45 Express搭載モデルから一部の製品で採用するなど、Unified EFIには早期から取り組んでいる。当然ながら、Intel 6シリーズチップセットを搭載したマザーボードでもUnified EFIを採用する。MSIでは、マウス操作を重視したユーザーインタフェースが特徴の「Click BIOS」を用意している。従来のBIOSに慣れたユーザーが初めて使うと戸惑うが、キーボードでの操作も可能なので1度使えばすぐに慣れる。そして出来ることはBIOS以上だ。初心者や英語に慣れないユーザーのために日本語表記に切り替える機能も付いている。

 Unified EFIを採用したことで、64ビット版 OSで2.2Tバイト超の容量を持つHDDをシステムブートドライブとして利用できることになった。これは、OSのインストールで光学ドライブをUnified EFIブートにすればOKだ。フォーマット済みのHDDでは、Windowsインストール時にMBR(Master Boot Record)からGPT(GUID Partition Table)への変換が必要という点でまだ煩雑だが、その手順も解説されている。一般的には、Windowsの復旧コンソールを利用する。

 Z68A-GD80の基板に目を向けると、まずは「OC Genie II」ボタンに目が留まるだろう。これは、MSI独自のOC機能で、ボタンを押すだけでマザーボードが自分で適切なオーバークロック設定を探し出してくれる。オーバークロックというと、本来はBIOSから1MHz刻みで再起動を繰り返して限界を探るような作業だったが(それがいいっ、というベテランも少なくないが)、OC Genie II機能はそうした手間を省いて誰にでもできるオーバークロック設定を可能にする。

 なお、“Sandy Bridge”世代のCPUから動作クロックの設定環境が変わった。型番末尾に「K」が付いたモデルと組み合わせた場合には、ベースクロックに対する倍率を変える手法でオーバークロックが可能だが、それ以外のモデルでは、Intel P67 Expressチップセット搭載マザーボードと組み合わせた場合に限って、わずかなオーバークロックができるように制限されている。CPUの統合グラフィックスコアが有効になるIntel H67 Express搭載マザーボードでは、オーバークロックができないようになっている。Intel Z68 Expressチップセット搭載マザーボードなら、オーバークロックも可能で、かつ、CPUに統合されたグラフィックコアも有効になる。

オンボードにOC Genie IIボタンと電源、リセットボタンを搭載する(写真=左)。手前の青いヘッダピンはUSB 3.0対応だ(写真=右)

 また、基板には「V-Check Point」と呼ぶ端子が並ぶ。マザーボード上には各種のセンサーがあり、CPUやCPU内部で利用する駆動電圧や、メモリやPCHの駆動電圧などを監視しているが、通常はBIOSやOS上から確認する。V-Check Pointにテスターのリード棒をあてることで各種電圧を確認できる。全画面表示のベンチマークテストやPCゲームを動作させていても各部の駆動電圧を測定できるあたり、自作PCユーザーの遊び心を刺激してくれる。

テスターを使ってシステム各部の駆動電圧をリアルタイムでチェックできる「V-Chek Point」は、自作PCユーザーの遊び心を刺激する

 マザーボードを使い続けていると、「BIOSのアップデート」が必須になる。初心者にはちょっと手強く思える作業だが、MSIが用意する「Mフラッシュ」はBIOS更新がUSBメモリで可能にする機能だ。ちょっと前まで、BIOSの更新ではフロッピーディスクが必要とされていたが、FDDが過去のパーツとなった今、USBメモリがこの代わりを務めている。また、「Live Update 5」というMSI独自のアップデートユーティリティなら、OS上からドライバとBIOSの更新が一発で行える。

OS上からは「Live Update 5」でドライバやBIOSのチェックと更新ができる(写真=左)。「Control Center」ではハードウェアの監視とオーバークロックや省電力の設定が行える。このほかにも、利用場面に合わせてグラフィックス出力のガンマ特性などを調節する「Video Genie」やサラウンドの設定を行う「Audio Genie」、LANのチーミングを設定する「Teaming Genie」など、便利なユーティリティ類が付属する

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年6月30日

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