GIGABYTE、新しい品質基準「Ultra Durable 4 Classic」

» 2011年09月05日 17時00分 公開
[ITmedia]

湿気と静電気に耐える「Ultra Durable 4 Classic」

 Ultra Durable 4 Classicで定める品質項目は、「防湿」「防静電」「防電断」「防熱」の4種類がある。防湿の実現では、季節による湿度変化からマザーボードを守るために、PCB基板に“新開繊”クロス方式を採用する。新開繊クロス方式は、繊維の網目にあるすき間を従来から減らすことで湿気が基板内に進入すること防ぐ。このことで、湿気が高い環境でも基板内のショートからシステムを保護する。

GIGABYTEが掲げる新しい品質基準の「Ultra Durable 4 Classic」(写真=左)。基板を構成する繊維の密度を高めることで湿気の進入を防ぎ、ショートの発生を抑える(写真=右)

 防静電では、強い静電気の印加による損傷からマザーボードに実装するチップを守るため、搭載するICを従来のマザーボードで使われているチップから、耐静電特性のあるチップへ変更することで約3倍に高めている。防電断では、突然の停電で受ける影響を最小限にとどめるため、BIOSをDual BIOSとしてバックアップBIOSによるリカバリーを可能にするとともに、瞬間的な電断のあとに電力供給が復活したときに起きる急激な電流増加にも耐えられるようにしている。

 防熱は、マザーボードに実装した部材の発熱を抑えることで安定動作を図るもので、採用部材は高温環境でも動作を保証するだけでなく、高効率の低RDS(on) MOSFETの採用で稼働時の温度を下げるようにする。

。,,耐静電特性を持つICの採用で静電気に対する耐性が3倍となった(写真=左)。瞬間的な電断では、供給回復時における急激な電流増加に耐える耐サージ特性ICを採用する(写真=中央)。基板温度を抑えて安定動作を実現するため、発熱の少ない低RDS(on) MOSFETを実装した(写真=右)

 Ultra Durable 4 Classicを採用したマザーボードは、日本ではま登場していないが、台湾 GIGABYTEは、採用モデルとしてIntel H61 Expressチップセット搭載の「GA-H61M-DS2」を8月30日に発表している。また、ほかのチップセット搭載マザーボードについても、新しい品質基準に準拠したモデルが登場する可能性があると日本ギガバイトでは述べている。

Ultra Durable 4 Classic採用モデルとして台湾GIGABYTEが発表した「GA-H61M-DS2」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月25日 更新
  1. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  2. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  3. バッファロー、外付けHDDやWi-Fiルーターなど105製品で最大42.5%の値上げ (2026年07月23日)
  4. Windows 11 バージョン 24H2/25H2搭載のデル製PCに6月のプレビュー更新を適用するとパフォーマンス低下の恐れ 「帯域外更新」で対処 (2026年07月23日)
  5. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  6. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  7. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  8. Garmin、液晶非搭載の軽量スマートバンド「CIRQA Smart Band」 (2026年07月23日)
  9. AMDがサーバ/HPC向けの「第6世代EPYC」「Instinct MI400」を発表 搭載製品は順次市場投入 (2026年07月24日)
  10. ケーブル抜き差しで“瞬断”しない、バッファローの高出力な多ポートUSB PD充電器が便利すぎる (2026年07月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー