GIGABYTEのマザーボードは“iPad”でオーバークロックCOMPUTEX TAIPEI 2010(1/2 ページ)

» 2010年06月02日 19時38分 公開
[長浜和也,ITmedia]

24=12×2でオーバークロックも安心な「UNLOCKED Power Technology」

 COMPUTEX TAIPEIでは、大掛かりな展示ブースのほかに、関係者に限って公開されるプライベートブースを設ける企業が多い。GIGABYTEもその1つで、COMPUTEX TAIPEIの会場近くにある、台北市を代表するランドマークの超高層ビル「Taipei 101」にプライベートブースを構えている。

 その、プライベートブースで6月2日、GIGABYTEがプレスカンファレンスを行い、同社の最新マザーボード「GA-X58A-UD9」に導入された新技術などを説明した。

 GA-X58A-UD9は、5月18日にリリースされたIntel X58 Express搭載マザーボードの最上位モデルだ(詳細はXL-ATX対応の最上位X58マザーボード──GIGABYTE「GA-X58A-UD9」を参照のこと)。発表当初から、GIGABYTEが独自に開発した「UNLOCKED Power Technology」という新しい電力供給技術を採用している。この新技術については、これまでGIGABYTEから詳しい説明がなく、製品資料にも「詳細はCOMPUTEX TAIPEI 2010で説明される予定」とあったほどだ。

 プレスカンファレンスでは、「UNLOCKED Power Technologyを導入したマザーボードでは、1500ワットにも達する大容量電力をCPUに供給できるほど強力で堅固な電力回路を実現できるとアピールし、実際に1500ワットをCPUに供給する検証実験をビデオで紹介した。このような、大容量電力の供給以外にも、UNLOCKED Power Technologyでは、電源回路の長寿命化、障害からの自動回復、省電力などの実現が期待できるという。

UNLOCKED Power Technologyによって、1500ワットの電力が供給可能!というGIGABYTEのアピール(写真=左)。ビデオで1500ワット供給が成功した実験が紹介された(写真=右)

 GA-X58A-UD9に実装された電源回路は24フェーズで構成されているが、UNLOCKED Power Technologyでは、高負荷処理が求められるときやオーバークロック設定などで大容量の電力が必要とする場合、24フェーズをフルに活用して電力を供給するが、軽負荷時では24フェーズを12フェーズずつの2グループに分割し、片方のグループだけを有効にして省電力を図るとともに、片方のグループを構成する電源回路フェーズを休めて寿命を延ばすとしている。

 電力供給で24フェーズをまとめて扱うか、2つのグループに分けて行うのかの切り替えは、GIGABYTEがユーザーに提供している設定ツール「Dynamic 6-Gear」を使って行うことが可能だ。

UNLOCKED Power Technologyでは、24フェーズの電源回路を一括して利用するだけでなく(写真=左)、12フェーズずつの2グループに分けて、片方のグループだけで電力を供給することが可能になる(写真=中央)。電源回路フェーズのグループ分けは「Dynamic 6-Gear」から設定できる(写真=右)

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