ビジネスプリンタの選び方――“省電力”で“安い”インクジェットプリンタ編オフィス機器購入ガイド(2/3 ページ)

» 2011年10月06日 18時30分 公開
[小川夏樹,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

A4単機能モデルの注目機種

・豊富な選択肢を用意するインクジェットの雄――エプソン「PX-B700」「PX-203」「PX-K100」「EC-01」

「PX-B700」

 個人/家庭向けのプリンタと同様、ビジネス向けモデルでもマルチファンクション化(複合機化)の傾向は強い。単機能モデルは姿を消しつつあるのだが、エプソンはコンセプト的なモデルから実用的なモデルまでA4単機能モデルを数多くラインアップしている。

 最新の「PX-B700」は、オプションの増設カセットを利用することで、上下2段の給紙カセットと後部トレイに最大580枚(250枚+250枚+80枚)用紙がセットできる。A4単機能モデルの中でも印刷枚数が多いのが特徴で、標準カートリッジで約1200ページ、大容量カートリッジでは約3400ページとインクジェットプリンタの中でも大量印刷が可能だ。自動両面印刷と有線LANも備える。

 「PX-203」は小型軽量で自動両面印刷と有線LAN/無線LANを標準搭載しつつ、1万円ちょっとで購入できる圧倒的なコストパフォーマンスが魅力のモデルだ。5万円半ばのページプリンタを5人で共有して使うのであれば、PX-203を複数台買ってしまうという手もある。

 「PX-K100」と「EC-01」はコンセプトモデル的な意味合いの強い製品といえる。PX-K100はモノクロ印刷専用モデルで、大容量カートリッジ2本をセットにして約2000ページの印刷が可能だ。自動両面印刷や有線LANを標準搭載し、実売1万円台半ばという低価格がポイントとなる。

 EC-01は、ユーザー自身の手ではインク交換ができない珍しいモデルだ。その代わりに、印刷可能枚数は約8000枚とインクジェットプリンタでは非常に多い。また、インクカートリッジをなくすことで、環境にも配慮している。ただし、4色とも染料インクなので、顔料インクに比べて普通紙印刷時のにじみが発生しやすい点は注意が必要だ。

「PX-203」(写真=左)、「PX-K100」(写真=中央)、「EC-01」(写真=右)

今回紹介したA4インクジェットプリンタ
メーカー名 エプソン エプソン エプソン エプソン
製品名 PX-B700 PX-203 PX-K100 EC-01
最大印刷解像度 4800×1200dpi 5760×1440dpi 1440×720dpi 1440×1440dpi
インクの種類と色数 顔料4色 顔料4色 顔料1色 染料4色
プリント速度(モノクロ/カラー) 約16ipm/約11ipm 約15ipm/約7.2ipm −/約16ipm 約3.3ipm/約3.3ipm
自動両面印刷 標準対応 標準対応 標準対応
ネットワーク対応 標準対応(有線LAN) 標準対応(有線LAN/無線LAN) 標準対応(有線LAN) オプション
給紙枚数(標準) 330枚 250枚 250枚 100枚
最大給紙枚数 580枚 250枚 250枚 100枚
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) 460×420×284ミリ 445×330×154ミリ 445×330×154ミリ 430×341×170ミリ
重量 約10.9キロ(消耗品含まず) 約4.5キロ(消耗品含まず) 約4.6キロ(消耗品含まず) 約7.0キロ(消耗品含む)
消費電力 約22ワット、スリープモード時2.2ワット 約16ワット 約18ワット、スリープモード時約2ワット 約10ワット、スリープモード時約2ワット
実売価格 3万円台半ば〜4万円前後 1万円前後〜1万円台半ば 1万円前半〜1万円台半ば 5万円台後半〜6万円台半ば

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月01日 更新
  1. Windows 11のレスポンス改善が徐々に浸透中 最新アップデートの実力とMicrosoft AI戦略の転換点 (2026年06月01日)
  2. NVIDIAがPC向けArm SoC「N1/N1X」で帰還? Windowsとの“匂わせ”から読み解く次世代ハードとPC市場 (2026年05月31日)
  3. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も (2026年05月29日)
  4. Appleが新しい画像圧縮技術「PICO」をGitHubで発表/「Googlebook」はArmベースのSoCを採用 (2026年05月31日)
  5. Intel、最大288コアの「Xeon 6+」を正式発表 次世代GPU「Crescent Island」の計画も (2026年06月01日)
  6. DDR4メモリでもまだ戦える!! AMDが「Socket AM4」の10周年を祝う Carbice Ice Pad付きの「Ryzen 7 5800X3D」記念パッケージを349ドルで投入 (2026年06月01日)
  7. 片手で持てる55万円の超ハイスペックミニPC「MINIX ER939-AI」が登場! 夏向け冷却台の新製品も (2026年05月30日)
  8. デル、MacBook Neo対抗の新型「XPS 13」発表 12.7mm、1kgでシリーズ最薄/最軽量 699ドルから (2026年06月01日)
  9. 「数字を追い過ぎた失敗」は繰り返さない ノジマ傘下のVAIO 糸岡社長が目指す「新しい理想工場」と再成長 (2026年06月01日)
  10. 「実は社長を狙ってました(笑)」──元日本MS幹部が語るグーグル・クラウドへ移籍した理由と「伸び代しかない」日本のAI市場の今後 (2026年05月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー