求めたのは圧倒的な軽さ――重さ1キロを切る11.6型Ultrabook「LuvBook X」3面カーボンファイバー!!(2/3 ページ)

» 2012年04月26日 11時00分 公開
[後藤治,ITmedia]

1366×768ドット表示対応のディスプレイと日本語86キーボード

11.6型ワイド液晶ディスプレイは1366×768ドット表示に対応

 続いてディスプレイとキーボードをチェックしていこう。11.6型ワイド液晶ディスプレイは、1366×768ドット表示に対応する光沢パネルを採用している。画面の明るさは十分で、映り込みも気にならないレベルだ。

 見た目の印象では、上下の視野角がやや狭いと感じたが、画面に正対して使うのが前提となるこのクラスのノートPCなら問題にならないだろう(そもそも液晶ディスプレイの角度を調整すれば済む話だ)。液晶ディスプレイはヒンジの構造上、あまり後ろには倒れないが、それでも底面のゴム足の高さぶん、開く角度を稼ぐ工夫が見られる。ちなみに、液晶ディスプレイをいっぱいまで開くと、ステンレス製のヒンジ部にあるネジの存在に気づくが、デザイン性を考慮したためか、ネジ穴はシールされている。

6段配列の日本語86キーボードを搭載する

 前述したように、キーボードはアイソレーションタイプを採用する。6段配列の日本語86キーで、11.6型サイズながら17ミリピッチを確保し、キーの配列も素直だ。ただ、主要キーのキートップは15ミリ正方でそろえられているものの、再下段のキーは上下カーソルキーのレイアウトにあわせて、縦のサイズが18ミリと縦長になっている。逆に上下カーソルキーの縦サイズは9ミリほどしかなく、カーソルキーを多用する人はやや使いづらいと感じるかもしれない。

 最上段のキーは、fnキーとの併用でディスプレイ輝度や音声調節などが行える標準的なもの。無線通信のオン/オフはTABキーとfnキー、強制シャットダウンが電源ボタンとfnキーの組み合わせになる。同社によるとキーボードバックライトは、軽量化の関係から採用を見送ったということで、無線のオン/オフを示す黄緑色のLEDのみTABキーの下に埋め込まれている。ただ、キートップの印字が光を透過するタイプではないので、今回評価した試作機では点灯状況が分かりづらかった。

 実際に入力してみると、キーストロークはかなり浅めだ。とはいえ、キーボードはかっちりと固定されており、強くキーを叩いてもたわみなどは感じない。タイプ音も静かな部類だろう。試用中は一部のキーがクリック感に欠け、入力を取りこぼすことはあったものの、試作機段階なので打ち心地はこれから改善されていくと思われる。

 このほか、電源ボタンがBakSpaceとDeleteの近くにある点は、最初かなり気になっていたのだが、パームレストに手を載せた状態であれば右手の小指が電源ボタンには届かないので、誤操作で休止状態に移行してしまうということはなかった。そもそも、OSの起動中は電源ボタンを押しても4秒入力がないと動作しない仕様になっており、それほど気にする必要はなさそうだ。

 タッチパッドには、一体型のクリックパッドを採用している。入力面積は実測値で106(横)×58(縦)ミリと広く、ガラス製のパッド表面も“シルキータッチ”でとてもいい。ただ、押し込めるのはパッドの下半分だけで、指の位置によって左右クリックを使い分ける仕様になっており、最初のうちはデスクトップアイコンが意図せず巨大化してしまったり、右クリックメニューが表示されたりと、やや操作に手間取った。パッドはSentelic製ドライバが組み込まれており、入力領域の端を使った上下/左右スクロールのほか、マルチタッチジェスチャーにも対応する。ジェスチャーでは、2本指を使ったスクロールや、拡大/縮小/回転などが行える。

Sentelic製ドライバが導入済みで、マルチタッチジェスチャーにも対応する

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